仕事には残業が付き物。夫が帰ってくる時間が遅いと心配ですし、またスケジュールも組みにくくなりますので大変ですよね。一言連絡してくれればすごく助かりますが、連絡が面倒くさくてしてくれない夫がたくさんいます。
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仕事の帰りが遅いのに連絡をくれない夫の3つの特徴
ここでは連絡をくれない夫への対策を打つ前に、連絡をくれない夫の特徴をみてみましょう。特徴次第で、妻が打つべき対策というのは大きく変わってくるのです。
1.単に仕事が忙しい
例えば夫が転職をしたばかり、というようなケースでは慣れない環境や仕事に馴染むために、毎日一生懸命頑張っている事がほとんどです。もちろん新入社員であっても、これは同じですね。
まだ入りたての下っ端ということもあり、残業をして帰ってくることがとても多い時期でというのは当然あります。これはどんなに仕事が出来る人でも同様。私自身も異動直後というのは慣れない事も多く、仕事の処理速度が追い付かない事はあります。皆さんもそうでしょう。
さて、こういったケースで夫が連絡をくれないのは
- まだまだ慣れている最中なので仕事の終わりが読めない
- 新入社員なので携帯を職場で使っているとサボっているとみられてしまう
などなどの合理的な理由があるのが特徴ですね。
2.報連相が出来ない
夫はいつもよりも帰りの時間が遅くなるときに、連絡をしてくれない。せっかく作った料理は冷めていき、何より「いつ帰ってくるんだろう?」と心配になってきますよね。
食事はできる限り一緒に食べようと決めている人も多いでしょう。夫が帰ってくるまで食事を取らずに待つのは一苦労です。そういう状況ですと、休憩時間に、「今日はちょっと遅くなりそう」とか「まだ帰れないから先に夕飯食べてていいよ」と連絡してくれたらいいのに、と思ってしまうでしょう。
連絡が出来ない夫というのは、根本的に「報連相が出来ない」という特徴を持つ人がいます。こういった人たちは一般的に
他者の状況を慮る事が出来ない
というスキルの低さがあります。
『他者の状況を慮る事が出来ない』というのはどういう事かというと、例えば
- 自分が連絡しない事でどういう事が起こるか分からない
- 自分が連絡しない事で妻が心配する
- 自分が連絡しない事で妻が夕飯の料理に苦労する事が分からない
- 自分が連絡しない事で、子どもが就寝直後に帰って起こしてしまう
など、先々で起こる事を予測するスキルが低い(リスクマネジメントが出来ていない)、という事です。残念ながら会社においてもこういう人は沢山います。先の事が読めませんので、トラブルを起こしたり事故を起こしたりという事が絶えません。
ちなみにこういう人は昇進出来ません。夫の給与が低いと悩んでいる人はこの辺りに夫の弱点があるのかもしれませんよ!
3.浮気している
仕事の状況がほとんど変わっていないのに(異動や昇格などしていないのに)、ある時から唐突に残業が増えて連絡しなくなった、というのは「浮気」の可能性が非常に多いですね。
ポイントは「ある日を境に変わった」です。
こういう場合は、夫に他の変化が無いかを探す事も必要。
- 急にオシャレになった
- スマホをずっと持っている
- 急に冷たくなった
- 急に連絡しなくなった
- 残業なのにウキウキしている
男というのは「嘘をつく」のが下手な生き物です。浮気を疑っている方はこのような夫から感じる「急な違和感」に気を配ってみると良いでしょう。
仕事の帰りが遅い夫に連絡をさせる3つの魔法の対策
仕事の帰りが遅いのに連絡をくれない夫に対しては、上記の特徴を見ていくつかの対策を打つことが出来ますので、みていきましょう。
1.アプリの活用
昨今ではスマホが進化しています。こういったアプリを使わないのは損ですね。特に夫婦でスケジュールを管理できるソフトがありますから、こういったものを使ってみると良いでしょう。
2.報連相の大切さを伝える
先にも申し上げた通り、報連相が出来ない夫というのは「先々に起こる事が予測出ない」というスキルの低さがあります。
これはリスクマネジメントが出来ていない
と言えます。
起こりうるリスクを予想し(リスクアセスメント)、それに対して対策をうつ。このようなリスクに対する管理を行う事をリスクマネジメントと言いますが、報連相が出来ない夫というのはこの能力が低いのです。
リスクマネジメントというのは一朝一夕で身につく能力ではありません。逆に言えば「常にリスクマネジメントをする癖をつけておく」とこの能力は劇的に改善されます。ですから妻は夫に対して
「連絡をくれ」
ではなく
「こんなデメリットがあるので、連絡おねがいね」
とリスクを想定して伝える事を継続していきましょう。
またこういった行為にプラスして妻の心配な気持ちをぶつけてみると良いですね。夫婦は論理だけではありません。心配な気持ちはとことんぶつけてみましょう、
日付が変わっても夫が帰ってこないのです。どんなに遅くても、日付が変わる前には必ず帰ってきていた夫が、全く帰って来なかったのです。
さすがに心配になり、何かあったのではないかと、夫にLINEで連絡を入れました。しかし既読が付くこともなく、時間は過ぎていきました。電話も鳴らしましたが、夫が電話に出ることはありませんでした。
夫は工場で働いていて、危険な機械も取り扱うので、まさか事故に遭ったのでは…と、空腹も忘れ気が気ではない状態になっていました。
そして、午前3時に差し掛かろうというときに、夫から電話がかかってきました。「ごめん、仕事でトラブルがあって帰れなかった、今から帰る」と。私は心から安堵し、泣きながら「○○(夫)がもしかしたら死んじゃったかもしれないと思って本当に心配したよ」「気を付けて帰ってきてね」と伝えました。
この出来事をきっかけに、夫は帰りが遅くなりそうなときは、必ず連絡をくれるようになりました。どんなに忙しくても、1分でも時間を取り、LINEまたは電話をかけてくれるようになったのです。
夫は、連絡なしで帰りが遅くなることについて、どれだけ心配をかけているかという所に、意識が回っていなかった(リスクマネジメントが出来ていなかった
)ようなのですが、私があの日寝ずに待っていたこと、泣きながら心配していたことに対して思うことがあったのだろうと思います。
夫がこのように行動を変えてくれたことに対して、夫の思いやりを感じ、とてもうれしい気持ちになりました。(30代、主婦)
3.浮気は対策が別
ずいぶん話が飛びますが、浮気により連絡をくれない夫というのは根本的に別次元の問題点を持っています。
こういった夫に対して取るべき対策は浮気の項目で具体的にお伝えしていますのでそちらの記事を参照してみて下さい。
夫の帰りが遅いのに連絡が無い事で悩んでいる女性へ
リスクマネジメントという難しい単語が出てきましたが、ようは
- 「夫の仕事を理解しようとする」
- 「心配しているのを伝えること」
この二つが大切な事。
人によっては、
帰りが遅い=浮気!?
とすぐに疑いたくなってしまうかもしれませんが、本当につらい思いをしながら何時間も仕事をしていた人に対して、いきなりその言葉を投げかけることは理不尽なことです。
まずは、相手を労う気持ちを持ち、伝えるようにしてみてください。その上で、こんなに心配しているんだよ、ということを伝えてみてください。
旦那さんの心に、あなたの気持ちが届くかもしれません。