子どもであれ大人であれ、理不尽な怒りを向けられると納得いかないもの。とくに子どもは世の中の理不尽ルールが分かっていない事からも、ますます納得がいかないのではないでしょうか。
ここでは子供に対して理不尽な怒りを向ける困った夫への対策を記事にしています。
Contents
子どもを理不尽に怒る夫の3つの特徴
1.子どもと接するのが苦手
子どもを理不尽に怒ってしまう夫は、結婚前から子どもが苦手だった、というケースがあります。
そのため我が子ができてもどう接していいのか分からない、なんてことがあるようです。ましてや女の子についてはどんな接し方でどんな遊びをしていいやら…と途方に暮れてしまう夫も中にはいます。
2.自分の価値観でものごとを考える
ほとんどの人間は、自分の価値観に基づいて物事を判断します。一方で他者の視点も大切にし、徐々に自らの視野を広くしていくのが大多数の普通の生き方です。
子どもを理不尽に怒る夫いうのは、やや自分の価値観に拘り過ぎているケースがあります。自分の視野が狭いために、自分の価値観に合わないものにはトコとん怒る。そんな特徴があるんです。
3.女の子の子どもでも容赦がない
こういった夫も決して子どもが嫌いなわけではありません。ほぼほぼ夫なりに可愛がろうとミルクをあげたり、抱っこしたりと努力はするんです。やはり我が子は可愛いよう。
ところが3歳から4歳に掛けてひどい反抗期もあったのか全くいうことを聞いてくれない(:_;)という時期になると、少し事情が変わります。
そうなるとよく世にいう夫の姿は女の子だから怒りきらない!とか優しくなだめて…なんて聞きますが、女の子の子どもにも容赦なく怒ってしまうのが特徴。
女の子の子どもでも容赦のない夫の例
ここではあるご家族の例でご説明します。大した事ではないのに、旦那さんは割とガチで怒っているケースですね。
以前次女が、お出かけする時にお気に入りの人形を持って行きたい!と駄々をこねたことがありました。もうみんな車に乗っていざ出発!のタイミングでした。
私は車に乗せてあった別の人形ではだめかと提案しましたが、ミーにとってはいつも持っている人形がどうしてもよかったようで、車の中で大泣きをしていました。
夫はなだめたり、甘やかしたりするどころか徐々にイライラしはじめ、
「それなら家で待ちなさい」
と次女を怒っていました。
次女は更にギャン泣き。夫も更にイライラ、といった状態でした。
私としては、時にイライラすることもあるので夫の気持ちも分からなくもないのですが、そんなに怒らなくても!という気持ちでした。
また、自分が怒る分にはいいけれど、なぜか夫が子どもを怒ると嫌な気持ちになったりしないこともないような(;^ω^)
結局私が次女の人形を家に取りに帰ることで丸くおさまりました。
子どもを理不尽に怒る夫のトリセツ3ヶ条
子どもを理不尽に怒る夫の特徴はかなりはっきりしています。そのため、とるべき対策もおのずと見えてくるでしょう。
キーマンは「妻」。
子どもと夫の架け橋になる事が出来るのは、あなたしかいないんです。
1.自分に置き換えて考えてもらう
例えば上記のご家族の例のように、「子どもが忘れ物をしたケース」で考えてみましょう。多くの夫こういった場合には
「甘やかさなくてもいい」
と言いますが、これは甘やかしではありません。例えば自分たちに置き換えて考えてみる事が大切です。
親たち自身も今日身に着けようと思っていたピアスだったり時計だったり、またケータイを忘れたのと同じ。そうしたら取りに帰ることだってしますよね。
そのように考えてみると、ただ単にモノを忘れて怒られる子どもが可哀そうになって来ませんか?
ご自分の夫にも、このように自分の行動に置き換えて冷静に考えてもらうようにしてみましょう。子どもが怒られる辛さが分かって貰えます。
そしてこのように自分事として捉えてみると妻としても「こうして理不尽に怒ることってあるよな~」と感じる事も出来るでしょう。ご自分の反省にも繋がり、それが自分自身の成長の糧にもなります。
2.夫だけを責めずに、自分を子どもの盾にする
夫に対してストレートに「子どもを怒るな」と言っても中々すぐには効果が出ません。男は口喧嘩で言い負かされるのはめちゃくちゃ嫌います。勝負事で負けるのは男の本能が許さないからです。
ですのでここで妻のテクニックが求められます。
大切なのは、夫だけを責めずに夫にお願いをする事。
「私が頭ごなしに子どもたちを叱っていたら教えてほしい」
と伝えてみましょう。
このように一泊置くことで夫の譲歩を引き出してみるんです。
また夫に頼る姿勢(「教えて欲しい」)が重要で、このように頼られると、男性はたいていの場合は嫌な顔をしません。ちょっとしたテクニックですね。
3.夫婦で子どもの話を聞く
ここでもキーマンは妻です。
「子どもたちを怒る前に(もちろん即注意しなければならないこともありますが)まず子どもの話を聞こう」
ということを夫と約束してみましょう。
夫というのは視野が狭い生き物。自らの価値観に縛られ過ぎるキライがありますから、それを妻が一緒にほぐしてやる事が大事です。
子どもには子どもの気持ちがあります。ですから、ここで夫婦で子どもの話にじっくりと耳を傾けてみましょう。子どもの話を聞き、子どもの価値観に触れる事で新たな知見が得られるからです。
理不尽に子ども怒る夫も変わる事が出来る
子どもの話を聞く前に何でもすぐに怒ってしまう夫をお持ちの方、まずは夫婦喧嘩をしてみましょう!とは言いません(笑)
まず夫の話を聞く態度をもち、話を聞いてもらうことの安心感を夫にもたせてから子どももそうじゃないかな(#^^#)を言うことを伝えてみましょう。
夫婦で冷静に話し合ってみる事が大切です。