細かすぎる夫と暮らしていると、様々な指摘を受けてイラっとしてしまう事も多いでしょう。このような価値観の違いをストレスと捉えてしまうのは仕方のない事。
しかし違う面で捉える事も考えてみましょう。価値観が違うという事は、自分と違う世界を知っているという事。これはすなわち、自分が成長できるチャンスととらえる事も出来るんです。
細かすぎる夫と暮らす上でストレスを無くし、自分が成長する機会ととらえる事で損失を特に変える事が出来るんです。
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細かすぎる夫の2つの具体的特徴
几帳面すぎる
細かすぎる夫というのは几帳面かつ細かいことが気になってしまう性格です。そのせいで妻がちょっとでも開けっぱなしにするととても怒ります。
例えば、トイレの扉を完全に閉めないでおくととても怒りますし、寝室でもないのにカーテンの隙間がちょっとでもあると気にくわないようで、きつい口調で注意してくるのが特徴。
理由があっても怒る
更に困ったことには、例えばトイレ掃除のときなど、換気のためにトイレの扉を開けていたりといった、開けっぱなしの理由がある際も気になってしまいイライラとしてしまうことです。
理由があるといっても八つ当たりしてくるときもあり困ってしまいます。また、どうしても風圧などで開いてしまう扉にも我慢がならないようで開いているとイライラしています。
細かすぎる夫と暮らすのが苦痛を成長するチャンスに変える3つの方法
一般的に言って、人間関係において2者間で問題が発生している場合に『自分以外の相手を変える』というのは途轍もなく大変な行為です。
例えば細かすぎる夫が嫌だから、夫に対して大雑把な性格になってくれ!と言っても、そうはならないでしょう。
ですので他者を変えるのではなく「自分が変わる」というのが最も簡単な解決方法となる事をよく覚えておきましょう。これはどのような人間関係での問題においても、非常にためになる解決策です。
多くの著名な本、例えば「7つの習慣」と言った世界中のあらゆるビジネスマンが読んでいるような超有名な自己啓発本においても、「自分が変わる事が大切」であるという事が説かれています。
1.扉をきっちり閉める対策を取ってみる
もしも妻自身が大雑把な性格である場合には、開けっぱなしになってしまう部分については、きっちり閉めるように2つ対策をしてみましょう。
注意喚起してみる
例えば一つ目は、よく開けっ放しにしてしまうトイレ、リビング、カーテンについて、「完全に閉めること」と紙に書き、テープで貼り付けてみる事です。こうする事で、自分が閉め忘れる事への防止対策になるのです。
そして、夫が「完全に直った」と感じたら表示を外すようにお願いしましょう。継続すればだいたい3ヶ月くらいで開けっぱなしを直すことができて、効果は高い方法です。
軽い罰則を作ってみる
2つめは、1回開けっぱなしごとに10円を貯金箱に入れることです。少額とはいえ節約も出来ますし、貯まった金額を見れば、自分への反省にもなりますのでおすすめ。
2.「夫に察して欲しい」をやめる
夫に対しては、なるべく怒らないで長い目で見ていて欲しいということと、怒ると萎縮してしまい負のループに陥るから辞めて欲しいと言葉にしてみましょう。
「何を当たり前な・・・」と思われるかもしれませんが、これは大切です。
いかに夫婦と言えど、自分の言葉で相手がどのように感じているのかという事を察する事は困難だからです。
特に男性というのは「察する」という事が苦手です。縦社会で生きてきた男性にとっては周囲は蹴落とす存在であって「みんな仲良く」という関係ではありません。ですから周囲へ配慮するというのは困難なことだと理解しましょう。
3.夫に努力している姿を見せよう
さらに、妻自身が努力する部分を伝え、直ったと思ったら夫に注意書きの紙を剥がす係に任命して努力している姿を見せるようにしてみましょう。
結果が伴っていない場合でも、プロセスを理解してもらう事で、夫は「妻が頑張っている」と納得感を持つ事が出来るからです。
これでイライラは解消することが多いのも事実。
逆に言えば妻がどのように改善していくかを具体的に見せないと、夫は納得してくれません。見せかけだけでも良いので、どのように努力するかというプランの説明をして、さらにそのプランの中に夫の役目も入れてあげると良いでしょう。
自分を変える事で環境が変わる事もある
このように「自分を変える」という事を徹底していく事で環境そのもの、ひいては夫自身が変わる事もあるのです。
「細かすぎる夫」に合わせてみると良い事もあると、ポジティブに捉える事が大事。
自分の悪い癖がある低度治り、夫がイライラとする回数も減ったので、夫婦の良い気分の時間がふえますし、仲良しの時間が多くなり楽しく過ごせるようになるでしょう。
また夫に対して、私自身も努力しているという姿を見せたからか、ちゃんとできてることにたいして褒めてくれるようにすらなるんです。
さらに、夫自身も怒りすぎたりイライラとしてしまうことの自覚が出来ますから、開けっぱなしになっていても、強く言うのを我慢するようになってくれますので良いことずくめでしょう。
人それぞれの価値観を理解しよう
多様性(ダイバーシティ)という言葉が流行しています。
これは家庭においても尊重すべき考え方。気になってしまうところは人それぞれ違うので、自分が良いと思っていても相手が気にくわない部分は出てくると思います。
そんなときは、うわべだけでも直したり妥協したりする努力を自分がしているんだということを、相手に見せることで、相手も理解してくれる場合があるんです。
また具体的な行動プランを作るのも、男の人にとっては論理的に解釈できるので納得してもらいやすい手段です。自分の成長する過程を具体的なプランに落として、夫にプレゼンしてみると効果的でしょう。