男性(夫)はゲームが大好き!「ゲームが趣味」と言う人はとても多いですね。
「夫 ゲーム」でgoogle検索すると、結構なサジェストワードが出てきます。そのいずれもが結構重い内容。いかに夫のゲームで悩んでいる女性が多いのか!ということを物語っていますね(>_<)
ゲームは度が過ぎれば中毒となってしまいます。そして家庭生活にも悪影響が出る可能性もあります。悩んでいる女性は多く、中には夫がゲームばかりやっているので離婚を考えてしまう人もいるようです。
※サジェストワードとは
サジェストワードとは「世の中の人が検索している単語」の事。つまり「夫 ゲーム+何かの単語」で検索する人が多いという事です。例えば「夫 ゲーム 離婚」で検索する人は「夫のゲームが嫌で嫌でたまらず、離婚したい!悩んでいる!」という人なんですね。
それだけ深い悩みだという事なんです。
ゲームが大好きな夫の特徴
- 例えば、子どもをお風呂からあげた時に2人同時にあげられないのに、1人が裸でウロウロしているにもかかわらずビールを飲んでケータイをいじっていたり…
- 他にも子どもが話し掛けているにもかからずケータイを見ながら頷いているだけだったり…
- 更には子どもが「おしっこ行きたい!パパついて来て!」と言ってもれそうで焦っているのに「今いいところだから待って!」とケータイゲームをしていたりなんてことも…
正直呆れるというかなんというか(-_-メ)
とにかく主婦はそれじゃなくても忙しいんです。一人じゃ足りないんです。手伝ってほしいんです。手伝うという言葉でもいいんです。
そんな気持ちをよそに夫は仕事から帰るとご飯を食べてケータイを見て横になるという寛ぎタイムが始まります。やっぱりそんな夫を見ていると「毎日お仕事お疲れさま(*^-^*)」という気持ちより、「子どもたちのことは?( 一一)」という気持ちの方が勝ってしまいますよね。
ゲームが大好きな夫に妻が不満を持つ大きなポイントはいくつかあります。
- 家族を顧みない
- 妻はワンオペ状態なのに…
- 夫がゲームに課金するので節約できない
このあたりがゲームがもたらすデメリットと言えますね。それぞれの「ゲーム夫」の特徴について見ていきましょう。
1.ゲームばかりで家庭を顧みない
休日と言えば家族が揃って過ごすことが出来る貴重な時間です。天気が良ければ公園に行ったり、天気が悪くてもショッピングモールに買い物に行ったり週末は家族がゆっくり一緒に過ごせる貴重なひととき。
しかしゲームばかりの夫は違うのです。
「休日は家族の時間」ではなく「休日は自分の時間」
1日中ゲームをして過ごす夫を見てイライラする妻に、そんなパパを見て「遊ぼう」と言わない子供。
そんなにゲームが大切ですか?
これまでは家事をやっていてくれたというような夫でさえも、スマホやiPhoneが出てきてから携帯ゲームにはまっていて子ども達の面倒(お風呂にいれる、宿題を見る等)をまったくみなくなってしまいます。以前は家事を分担していたのですが、ゴミ捨てもお風呂掃除も、皿洗いもなにもしてくれなくなりました。
朝起きたらすぐにゲーム。帰宅したらすぐにゲーム。 トイレやお風呂にまでiPhoneを持ち込んでやっています。
子どもたちが話しかけても素っ気ない反応で、「ん?なに?」とまったく話をきいてあげる姿がみられないような状態になってしまっているご家庭も。
それほどゲームの中毒性というのは高いのです。WHO(世界保健機関)もゲーム中毒を定義し、あまりにもひどい場合は病気である、と定義しています。
2.時間があればゲームばかりする
ゲームが大好きな夫というのは、自分の時間の大部分をゲームに費やします。
家に帰ったら早速電源をいれ、夕食で呼ぶまで続け、夕食後も続けます。休日なんかは朝から晩まで。ひどい時には外に出かける予定を忘れ、ゲームを優先にさせることもあるほどです。
たとえ注意したとしても、こういったゲーム夫に聞く耳を持つ人は少ないのです。そういった夫の必殺(?)の言葉は
「休みの日くらい好きにさせろ」
このような事を繰り返されると、妻は「この人に言っても仕方ない」と感じるようになります。家にいても家族と関わりを持たない夫と過ごしても、お互い居心地が悪くなってしまうなど、家族との関りや絆も薄くなってしまうのです。
そうやって家族は休日を共に過ごさなくなっていき、家庭崩壊の道を辿ります。
3.外面が良いだけの夫になる
ゲームばかりしているくせに、外面ばかりが良くなる夫がいます。妻が絶望・失望するタイプの典型夫ですね。
他人の目がある時だけ大きな公園に行ったり動物園に行ったり。夫が「唯一」子どもと関わりを持つ時間です。
友達は「○○君(夫)って子供の面倒見てくれるからいいよね」などと言ってくるのです。妻は普段の夫を見せてやりたいと感じながらもわざわざ外で夫を否定するのも嫌だったので適当に流さざるを得ません。
しかし妻の気持ちはどんどん冷めていきます。
「こんな時だけ娘と遊ぶって…」
4.子どもも失望させる
ゲームばかりする夫は子どもをも失望させます。
子どもは多感で、勘も鋭い。ですのでゲームばかりする夫に対してはそれなりの(悪い)反応を示すもの。例えば子供がそんな夫を見て言う事は
- 「パパはあそんでくれないもんね」
- 「パパいつもゲームしてるね」
子どもの目にもパパの姿はそう映るようなってしまうんです。子どもの中でのパパは遊んでくれない人。そう思わせてしまっているんです。
5.ゲームばかりの夫は子供にキレる!
ゲーム夫は常にゲームに夢中です。男というのは基本的にシングルタスク型が多いため、集中している際にはゲームの事しか考えていません。そして、一つの事に集中している際に邪魔をされるとイライラします。
それは子どもが話しかけた際にも例外ではないのです。何度も子供がしつこく話しかけてくると、最悪の場合、ゲーム夫は「キレ」ます。
子どもにに怖い思いをさせてしまう恐れすらあるんです。
6.節約を意識しない
また、できるだけ節約を目指しているような家庭でもゲームは邪魔になります。新作のゲームやスマホアプリであれば課金額がどんどん増えていくのです。
妻は自分の好きなものを我慢して、節約しているのに、馬鹿馬鹿しく感じてしまうでしょう。ないがしろにされている気持ちにもなるでしょうし、愛されていないのではないか、とも思ってしまうかもしれません。
夫がゲームを辞められない理由は3つある
ゲームにも色々ありますが、特に今の時代はスマホアプリが主流です。「いつでもどこでもできる」事が仇となっています。。
1.対戦ゲーム系はやめさせろ!
例えばホームスケープといったパズルゲームなどであればまだ良いですが、「ウイニングイレブン(ウイイレ)」のような対戦ゲームはやっかい。
対戦ゲーム系はスケジュールを自分でコントロール出来ません。相手ありきなので。それゆえにハマりすぎると生活に支障をきたす度合いが大きいのが悩みどころです。
2.オンライン対戦は途中でやめられない理由がある
ウイイレを例に取って説明してみましょう。
ウイイレの醍醐味はオンラインで他のユーザーと対戦出来ることだと思うのですが、対戦中はすごい集中力が必要で、目を離せません。
その間話しかけても応答なし、邪魔するとキレるというとんでもない状態になります。子供が泣いても、『ちょっとまってね〜』といいながら10分くらい放置。
犬がトイレにうんちをしたら、気づいてすぐに始末してほしいのに試合が終わるまで放置です。
月ごとにレート(強さのランク)がリセットされるので、毎月それを上げ直すのにご執心になるわけです。
クリアという概念がないので、ずーっとハマり続けてしまうんですね。ゲームとしては素晴らしいんだと思いますが、一緒に生活している身としては敵でしかありません。。
- 勝つ→続ける
- 負ける→イライラして機嫌悪くなる+続ける
オンライン対戦の結果は勝っても負けてもこちらに良いことはありません。
勝ったら機嫌はよくなりますがテンションが上がるだけで、ゲームを続けるだけです。負けたら更に悪く、イライラして周囲に当たり、子供が泣いていたら『っるせえ!』と怒鳴るという最悪な状態です。愛犬が吠えたら蹴り飛ばす真似をして怖がらせる始末。
そんな瞬間は、本気で離婚を考えてしまう方もいらっしゃるでしょう。
3.課金すればするほど強くなる
昔のゲームと違い、現在のゲームは課金する事でプレイヤーが強化されます。データを購入する事で強くなるんですね。
サービスが終了すれば何も残らないような電子データにお金を払うとはいったい…とお思いになる気持ちは良く分かりますが、この課金をする事で強くなるという図式が、夫の金銭感覚を狂わせる元凶になっています。
さらに課金にも色々あり、いわゆる「ガチャ」と呼ばれるくじ引き型の課金がすごい理不尽。当たれば大幅に強化されるので、当てる事にやっきになり、中毒になるんです。ギャンブル中毒と同じといえば分かりますでしょうか。
ゲーム中毒とギャンブル中毒を併発するという最悪の事態になる訳です。
夫にゲームをやめさせる8つの方法とは
ここではゲームばかりする夫に対して、ゲーム以外に目を向けさせる、あるいはゲームを辞めさせるような対策について考察しています。
1.妻の気持ちを夫に理解させる
- 「ゲームより優先順位が低い私はなんなの?」
- 「ゲームで得るものはあるの?リラックスのつもりなら許せるけど、そんな一生懸命にゲームするって理由はあるの?」
と随分と耳の痛いことを言っているかもしれませんが、察する能力が限界まで低い夫に対してははっきり過ぎる言葉をぶつける事が最優先だと言えるでしょう。
離婚も視野に本気を伝える
このままあなたがいても娘に悪影響でしかない。休日を自分の好きに使いたいなら離婚して一人で自由になって家族の時間を持たないのであれば結婚している意味がない
もちろん夫にも自分の時間は必要だと思います。しかしそれがずっとなら話は違います。本当に休日は自分の為に使いたいのであればなぜ結婚したのか分かりませんよね。そんな素直な気持ちを夫に伝えてみましょう。
ある旦那さんはそんな妻の気持ちを聞いて初めて自分がどれだけ家族の事をほったらかしにしていたか気付いたそうです。そしてやり直すチャンスが欲しいと。
2.おこづかい制度を採用
節約することが最も大切であると考えている方には、おこづかい制を採用をお勧めします。例えば昼食と新作ソフト代はその中でやりくりするというルールにし、その代わりゲームの時間は上限なしというような交渉もありかも。
3.「ゲーム」と適度に付き合う~他の趣味を探す
夫にとってゲーム以外の趣味がない場合、他の趣味を一緒に探すのも手でしょう。
きっと同じ悩みを持っている奥さんはたくさんいると思います。女性としては、ゲームにどれだけ非生産的な時間を使っているんだ、正直その分「稼いでこい」なんて思ってしまいますよね。
4.ゲーム中毒にならないように、コントロールを
とある夫婦の旦那さんはスマホから消す時があります。仕事でトラブルが起きたときや精神的に落ちているときです。
消してもデータは残るので根本解決にはなりませんが、消している間はゲームをやめますので、こういったやり方は一つのコントロール方法です。
5.子はかすがい
子供を使う
というのも効果が高いですね。
『この子のために今日はゲーム控えて』など期間限定で頼むと、夫も無下には断れません。
スポットでやめてもらうだけでなく、出来ればルール化して何曜日はやらないとか、この時間帯はやらないなど約束するとより良いでしょう。
もしも子供が喋れるようになったら、子供にお願いして言って貰えばより効果は高いでしょう(笑)
子供の成長とともに学んでいって欲しいものです。
今は子供がまだ小さいですが、色々と分かってくると、大人がゲームに夢中になってやることをやらない姿は子供の教育に当然良くありません。
その事を夫と真剣に話し合って、夫の教育心に問いかけることで理性で制限してもらうべきだと思います。(当然ゲームをやっていない時に話し合うべきです)
男性は女性にに比べて大人になるのが遅いと言いますが、子供を育てることで学んでいって欲しいものです。
6.自分の行いを見つめなおす
妻もすぐに出来る対策として挙げられるのが、自分を振り返ってみる!ということです。
自身子どもがテレビを見ている時間やちょっとした時にふっとケータイを見ていることがありませんか?
夜も布団の中でケータイとにらめっこ!そんな自分が夫から責められないために、そして自分自身のために普段はケータイをぱっと手の届かない、しかし急用でも直ぐに取れる決まった場所に置いておくことにしてみましょう。
そうすると、少しですが夫の気持ちも分かってくることもあるかも。自身もケータイ依存症なところがあったんだと反省出来る点が見えてくるかもしれません。
「ごめんね?」で夫への配慮を
そこから本格的な対策です。
夫の気持ちも理解したうえで夫には注意というか、気持ちを話せるので落ち着いた優しい口調で思いを伝えることができます。誰しも上から押しつけられた言い方は嫌ですし、自分が悪くなくても腹が立つことってありますもんね。
「ごめんね」を言葉の始めにつけるようにしてみましょう。心の中では【言われなくてもしてよね】なんて思うこともありますが、ここはぐっと…かなりぐっと堪えて
- 「ごめんね、〇〇に服着せてくれる?」
- 「ごめんね、〇〇がトイレ間に合わないみたいだから急いでお願いしてもいい?」
などとごめんね、を最初につけるだけで言葉が柔らかくなるようで夫もゲームを止めて素直に手伝ってくれるようになってきますよ。
7.ケータイへの対策は「話し合い」から
子育てのお世話?手伝い?はこのような感じで少しずつ協力してもらうことはできますが、問題はケータイですよね。これについては対策やデメリットを冷静に話し合ってみる事も重要です。
例えば
- お互いに子どもが起きている時間はできる限りケータイを見るのはやめる
- 子どもへの影響もある
- 自分も長時間のケータイ視聴は疲れや体調不良の原因になること
家族会議のようなものですね。参考にしてみてはいかがでしょうか。
しばらくは大丈夫ですが、時間が経つとまた繰り返すのでその都度、2か月に1回くらいの割合で話し合いなど、周期を決めてしまうのも手。
8.意外な方法が効果あり!「夫を無視」作戦!
意外と効果があるのは夫を完全に無視?というかいない設定として過ごしてみることです。ケータイを見ている夫をよそに子どもたちと大笑いをしたり騒いだりしていると
「俺のこと忘れてない?」
と少し寂しそうに寄ってきたりするので面白いですよ。その姿は何となく可愛らしくもあり、心穏やかな気持ちになれます。
ゲームはやめさせることが出来ます
「人は変わらない」
良く聞く言葉です。確かにそうかもしれません。しかし変わって欲しいと思い自分の思いを伝える事でお互いの関係性は変わります。夫に対して諦めの気持ちを持った時点で夫婦関係を断とうとしてはいませんか?
変わって欲しいのあれば変わるのを待つのではなく自分から素直な気持ちを伝える事から始めてみましょう。
男は鈍感です。女の気持ちを感じ取る事が出来ないのです。だったらまずは自分の気持ちは相手に素直にぶつけた方がお互いいい関係を保てるものなんです。
ご武運を!