- 今日は店員の態度がウザくて(怒)
- 店長に怒られちゃって・・・(悲)
- 今日はすごく楽しかったの!(喜)
など、一日に感じた事を夫に話す妻の図です。
妻からすれば夫に返して欲しい反応は「それはウザいね~」「それは悲しかったね~」「それは良かったね!」と話を聞いて欲しいだけ。
しかしあなたの夫の反応はこうです。
- その店員の態度を改善するためには〇〇しようよ
- 怒られた理由は?▽▽すればよいでしょ?
- もっとこうすれば良くなるよ!
こういった夫の反応に対して妻は「分かってくれない・・・」と感じてしまい、夫婦げんかが勃発する。良くある夫婦の光景です。
こういった問題は古今東西・世界各地で起こっているのに、未だに解決されていません。それどころか、夫婦が分かり合えずに離婚まで発展してしまう始末。根深いですね。
これは実は男女の脳の構造の差がなせる悲しき問題なのです。
しかしそんな難しい話ではないのです。種さえ理解できてしまえば「な~んだ」で済む話。ここでは男の視点で、なぜ「夫は妻の事を分かってあげられないか」をご説明していきましょう。
Contents
話を聞いて欲しいだけ!アドバイスばかりの夫がうざい!3つの対策
1.男女は脳の構造の違いを知ろう!
平均的な男女は脳の構造が異なっていると言われています。そのために、同じ言葉を受けても根本的に感じ方が異なるのですね。
夫と妻が喧嘩をしやすい事項について、男女の考え方を簡単にまとめてみると、下の表のようになります。
あくまでも平均的な感じ方です。全ての男女が当てはある訳ではありませんので、その辺りはご理解ください。
妻の感じ方 | 夫の感じ方 | |
(喜怒哀楽など)感じた事に対して | 共感して欲しい | 問題を探して解決もしくは改善したい |
ストレスに対して | 話をして発散する | 黙って考え込む。話しかけられるとイライラする |
会話の目的 | 会話そのものを楽しむ | 問題解決のためのツールであり、必要以上にしゃべらない |
終わりや目的の無い会話 | 楽しい | イライラする |
いかがでしょうか。
夫という生き物は、「問題解決」を至上命題としています。何か問題が発生した際には、これを解決する事で周囲に自分の力を誇示します。ですから妻が「こんな困った事があった」と聞けば、通常の夫という生き物は
「妻のために解決しなければ!」
となります。
これは純粋なる愛情以外の何物でもありません。愛する妻のために困難を解決し、助けてあげたい。心の底からこのように思っているのです。
だからアドバイスをするんです。
決して妻を上から見下したら、試したりしている訳ではありません。逆に我々男からすると「共感だけする」というは理解しがたいものがあります。「だって何も解決していないじゃないか」と思う訳です。
男社会において問題が発生した際に
「それは辛いですね」
などと共感だけで済ませると
「コイツは役立たずの雑魚」
の烙印を押されます。本当です。
まずは夫の行動が愛情から来ているという事をしってみましょう。これだけでだいぶストレスが減るのではないかと思います。逆にアドバイスが来なくなれば「見放された」と見る事も出来ます。
男からのアドバイスとは=愛情なのです。
2.男は女が「共感したい」を知らない、と知れ!
さて、あなたはこの記事をご覧になっているという事は
夫が解決を求める
という事をあまり良く知らない、というケースも多いのではないでしょうか。ここで逆の立場になって考えてみましょう。
実は大多数の男もそうで、
妻が共感を求める
という事を知りません。
ごく当たり前の事ですが、人間というのは知らない事は出来ません。ですからあなたが夫に対してイライラするのであれば
- 男は解決を求める
- 女は共感を求める
という厳然たる事実を夫の説明してやる事で、夫も「あぁそうなんだ」と納得してくれるパターンがあります。ちなみに私(男)がそうでした。こういう事を知ってからは、妻に対して「共感する」を徹底しています。「問題解決」しなくて良いという事が分かりましたので、気楽に話を聞けます。つまり夫の心持ち次第です。
ここで妻が「男は解決を求める」「女は共感を求める」を論理的に説明せずに
なんで分かってくれないの!!!!!
などの感情論で夫に立ち向かっても無意味です。
夫からすれば「なんで『分かってくれない』なんて言われるんだ??」と首を傾げるだけです。この場合の「分かる」というのはあくまで、妻の主観にすぎません。夫側からすれば「共感」ばかりされればイライラするだけなのです。共感されても男は「分かってくれた」などと思いません。「妻は全然分かってくれない」と思うだけ。
男女の考え方は真逆なのです。
3.良書を読もう
このような男女の考え方の違いについては様々な本が出ています。思わず笑ってしまうくらい「あるあるwww」という事が説明されていますので、是非夫婦で読んでみると良いでしょう。
めちゃくちゃ理解が捗り、夫婦関係が良好になります。
話を聞かない男、地図が読めない女
脳の構造の違いから、男女の特性を理解させてくれます。アドバイスばかりの夫にほとほと困っている妻は必ず読むべき良書です。
めっちゃ笑います。夫にも読ませるべし!
嘘つき男と泣き虫女
「話を聞かない男、地図が読めない女」の続編。前作からもう少し踏み込み、夫婦関係を良好にするにはどうすれば良いかを具体的行動で論じています。
比較的実践向けの本。
察しない男 説明しない女
上記2冊よりももう少し、シチュエーション別に分かりやすく男女の行動と性格をまとめた本です。上の2冊よりは、やや真面目な感じです。
男女の視点からシチュエーションが考察されていますので、ダイバーシティが重要視される現代においては、非常に公平な本だと言えます。
いかがでしたでしょうか。
世の中の夫というのは、予想以上に妻の事を「分かってくれない」という事なのです。このことを理解して夫観察をしてみると、意外と面白いですよ。夫に対してイライラを抱えている方は、いかの記事もお勧めです。