いついかなる時代でも問題視されている嫁姑問題。出来るだけお互いが良い気持ちで距離感を持って接したいものです。
こういった際に夫には是非とも
妻の味方
をして欲しいものですが、「親離れできない夫」というのは中々それが出来ません。夫の実家・アウェイの立場で苦労された方も多いでしょう。
ここでは「親離れできない夫の特徴」について説明をしています。
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「親離れ出来ない夫」のウザい特徴5つ!親から自立出来ない夫に喝!
親離れが出来ない夫には典型的な特徴があります。分かりやすく言えば「マザコン」とひとくくりにする事も出来ますが、それだけではなく精神的な幼さが見られるのが問題だと言えるでしょう。
精神的に独り立ちしている妻ほどイライラさせられる点にも注目です。
1.事前に「親離れ出来ていない夫」を見つけ出すのは難しい
結婚してしまってから、「夫が親離れ出来ていない…」と気づく方は多いようです。しかしこういった妻が事前に夫が親離れ出来ていない事を察知できなかったことを責める必要はありません。
- 結婚してから義実家とつながりが深くなる
- 子どもが出来てから義両親が口を出してくる
このように状況が変化する事で、義両親とのつながりの形が変化し、問題が顕在化する事は決して少なくないからです。そして何よりも今問題が起こっているのに、過去の判断についてどうこう言っても仕方ありませんし、何も解決しません。
そして何よりも大切なのは、今この瞬間から「親離れできない夫」とどう付き合っていくか、この対策を考える事の方が遥かに重要な事です。ですからまず妻は、こういった夫の妄言に付き合う必要が無いという事を理解する必要があります。
2.「親離れ出来ない夫」は親に優しいのではなく「依存」している
親離れできない夫の典型的なセリフがあります。
いわく
- 親の面倒を見ないのは冷たい
- 親に尽くすのは当然
などなど、こういった言葉を聞いてゲンナリしてしまった妻も少なくないのでは無いでしょうか。
確かに親というのは大切な存在であることは間違いありません。しかし「親子だからいつまでも相互に面倒を見続ける」というのは果たして正しいでしょうか。こういった対応は「優しさ」「親孝行」ではなく、単なる依存である可能性が高いのです。
第八百七十七条 直系血族及び兄弟姉妹は、互いに扶養をする義務がある。
民法より
民法においては上記のように定めてあります。これだけ見れば夫は正論のように見えますが、しかし扶養とは「経済的等の問題で自立が難しい者」が対象だと言われています(Wikiより)。つまり誰でも彼でも扶養しなくてはならないという訳ではないんです。
親であれ子であれ、親子である前に独りの大人。それであるならば、相互に大人同士の付き合いをするのが適度な距離感だということも出来ますね。なんでもかんでも口を出したり手助けする必要は無く
- 精神的、経済的に独立した大人として扱う
- 変に手は出さない
- 緊急時や助けを求められれば相談に乗る
これくらいの距離感で接する事は決しておかしな事ではありません。さも「冷たい」と言わんばかりの夫の偏った価値観に「私って冷たいのかな…」と心を痛める必要はどこにも無いんです。
3.自分で判断が出来ない
親離れ出来ていない夫というのは、決断すべき場面において「自分の判断が出来ない」という欠点を持っています。自分の判断が出来ないというのは
- 家族のためにはこれから自分たちはこのようにすべき
- 自分たちの子をどのような子ども育てるべきか
- 家の購入
- 車の購入
などなど、こういった大きな責任を伴う選択や判断が出来ないという事です。
自分で判断が出来ないので、どうするかというと
親に頼る
こういった行動に出る訳です。親がいないと自分の判断が出来ないので、何かと親と繋がりを持とうとしています。
これは「親に優しくしたい」という事を言い訳にした「自分のための利己的な行動」に他ならず、家族はおろか親に対しても失礼な行動だと言えるでしょう。何しろ自分で判断が出来ないから親にそのツケを払わせようとしているのですから。しかもあたかも「正論」のように見せかけて親との繋がりを妻にも強要するのですから悪質です。親孝行は大事。しかしこれは「親孝行」ではありません。
これはいわゆる「マザコン夫」にもみられる傾向です。とにかく「頼り無い」んですね。夫に自立した精神を求めたい場合は、それ相応の対策が必要ですので、下記記事を参考にしてみて下さい。
4.親に対して強く出られない
いかに妻がイライラしていたとしても、親離れ出来ていない夫は自分の親に対しては強く出られません。これは家庭環境にもよりますが、まるで上司のように親に対して口答えや反論が出来ない夫というのが大多数です。
これについては可哀そうな側面もあります。毒親の元で育ってしまった夫は洗脳の様な状況下にある人もいるかもしれません。
妻からすれば決して許されない義母や義父の行動言動であっても、夫は姑に注意することは一度もない、というようなケースもあるようです。
たまに妻が「ちょっと注意した方が良いのでは?」と言っても「そういう時代に生まれ育ってきてるから仕方ない」と言って、なんでも仕方ないの一言で済ましてしまいます。
そのくせ妻の親に対しては「定期的に注意してすりこんでいくようにしないと」と言っている始末の人も。
人間て他人のことは冷静にちゃんと見えるけれど、自分のことは全く見えないものだなとあらためてこういった夫の発言には脱力してしまいますね。
このようなマザコン夫への対策をまとめてみましたので、参考にしてみて下さい。
5.妻との価値観の違いが出てしまう
こういった義実家とのつながりの面において、親離れ出来ていない夫というのは妻との価値観の違いが出てきてしまうケースが多いようです。
他者の価値観とは「否定すべきものではない」というのが原則ではありますが、このようなケースにおいては「妻の幸せ」が「義実家との繋がり」と天秤に掛かっています。そのために、夫の凝り固まった価値観については、イライラしてしまう事でしょう。
夫婦の価値観の違いについても、次の記事でまとめています。まずは冷静に状況を把握し、夫との価値観の違いについて、落としどころを探すか、次の一手を探すかを見定めてみると良いでしょう。