モテる男性というのは非常に危険です。
世界の男女比はおおよそ1:1ですが、実のところほとんどの男性はモテません。ですので一部のモテる男性に女性の大多数が集まっているという図になるのです。
ですのでモテる男性は徹底的にモテます。上記の論理になりますから、黙っていても女性が寄ってくるんですね。何もせずとも、非常に浮気がしやすい環境になっているのです。
そういう危険な夫がいる場合は、自分を見失わずに。夫の言いなりになってはいけません。自分をしっかり保つことが、後の人生に良い影響を及ぼします。
モテるタイプの夫に振り回され
現在42歳。離婚済みです。結婚期間は3年半、浮気を知ったのは、結婚して2年目でした。当時は私もまだ27歳と若く、子供はまだ保育園に入ったばかりで、女の子が1人いました。
浮気は日常茶飯事
付き合っているからか、時々浮気されていましたが、結婚して最初は大人しくしていました。ですが、しばらくして研修先の女性と浮気。
どちらが誘ったのかまでは分かりませんが、元夫はモテるタイプであったため、十中八九本人からだと思っています。その本人から浮気していると伝えられました。
その後も何人かの女性と浮気をして、ほとんどは聞いてもいないのに自分から伝えてきていました。今考えると舐められていたとしか思えませんね。免罪符かわりにされていたとしか思えません。
ちなみに離婚の原因になった最後の女性は、元夫の留守中にわざわざ私に電話をしてきたので分かりました。
度重なる浮気で
最初に浮気された時はショックだったし、惨めだと感じました。自分の何がいけなかったのか、相手を責めるよりも自分を責めてしまいました。
その後何人もの女性と浮気をされてしまったので、途中からは麻痺してしまい、「またかぁ。」くらいにしか思いませんでした。
しかも、元夫はDVをする人だったのです。
そういう異常な状況から
浮気相手と遊んでいる時は帰ってこないから殴られないので、浮気している時の方が自分の身の安全が確保される
とすら考えていました。
今考えれば洗脳状態だった、くらいおかしな理論で異常な状態を正当化してしまっていました。おかしいかもしれませんが途中からは何とも思わなくなってしまっていました。
解決策は「離婚」
わたしは離婚してしまったので、解決したという言い方はおかしいかもしれませんが、それでも離婚して良かったと思っています。
惨めな毎日を送るよりは、今の方が心が穏やかなのです。
ただ、もし最初に浮気された時にもっと相手を責める事ができて、しっかり話し合う事ができていたら、結果的に離婚になってしまったとしても、これからの自分の人生に役立てたのかもしれません。
お金の話し合いはしっかりするべき
離婚するにあたって、子供がいたのでお金の話し合いだけはしました。
本当は慰謝料も請求するべきだったんですが、少しでも早く離婚を成立させたい気持ちから、慰謝料については諦めてしまいました。でも、養育費だけは子供の為のお金なので、どんなに嫌がられても諦めずに要求しました。
高額な養育費を請求する事はしませんでしたが、それでもなかなかまとまらず、口も聞きたくないと思いながらも頑張って話し合いました。
結局かなり金額を減らされてしまいましたが、そこはわたしが妥協する事で、一応解決しました。
浮気から離婚まで「見て見ぬ振り」をしてしまった後悔
浮気が発覚してから離婚に至るまで、ほとんど見て見ぬ振りをしてしまいました。離婚を決めてからも、慰謝料も養育費も、結局妥協したり諦めたりしてしまいまったので、諦めずにもっと話し合うべきでした。
結局妥協したとは言え決めた養育費も口約束だけで、離婚後に支払われることはなく、約束や取り決めた事を、文書にしておくなど、もっと徹底しておけばよかったと後悔しています。離婚した事に関しては全く後悔していませんが、お金に関してはないよりあった方が絶対にいいです。
浮気されてしまって、再構築するのか離婚するのかはそれぞれだと思いますが、とにかくよく話し合うことが大切です。
「顔も見たくない」「声も聞きたくない」と思うでしょうし、聞きたくない話や目を背けたくなることもあるけど、それでも自分のその先の人生の為にも1人で悩んで抱え込まず、取り乱したっていいから、自分の感情をぶつけるべきです。
ライター情報:りーたんさん
結婚期間3年半で離婚。離婚後は心が穏やかです。
イラスト情報:photoAC
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