恋人同士の関係であったところから結婚すると、夫婦の関係は「妻」と「夫」に変化します。また子供が出来ると夫婦はこれまでが「妻」と「夫」であったのに対してお互いが「お母さん」「お父さん」になってしまい、今までの恋人同士の雰囲気を含んでいたような関係性とは変わってしまいますね。
恋人時代は盲目的で、ある程度のお互いの欠点には目をつぶってもラブラブでいる事が出来ました。しかし結婚後は気持ちも落ち着いてきますから中々そうはいきません。
- 結婚後に夫と仲良く出来ていない
- ラブラブ度が無くなった
などで悩んでいる方向けの記事になります。
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結婚後のラブラブ期間が終わってしまった?と感じる夫婦の特徴
夫婦は結婚生活が長くなるにつれて、恋人時代には男と女であった関係性が徐々に家族に変化してきます。
特に子供ができると変化は加速し、お父さんとお母さんになってしまいます。それはそれで大切な変化ですが、ビジネスライク風に「妻」と「夫」または「お父さん」「お母さん」となってしまうと味気がありません。
そしてこの状況を放置しておくと、夫婦の関係は際限なく「マンネリ化」してしまいます。
このままお父さんお母さんだけの生活でいいのかな
と漠然とした不安を抱き、以前のように夫を好きになりたいと考えるようになる方もいらっしゃるでしょう。
夫に「父親モード」を強く求めすぎている
結婚後にラブラブ期間を終焉に導いてしまう妻の特徴として、非常に真面目な方がこのような状況に陥ってしまう事があります。
もちろん真面目に子育てや家事に取り組む事はとても必要です。しかし息抜きが出来ないような状況になってしまい、常に「妻モード」でい続けてしまう事がラブラブ期間を無くしてしまう結果にもなるという事を知っておきましょう。
特に女性は出産を期に「母親モード」に突入してからその傾向が強くなる事があります。そういう風になると妻は夫に男性としての役割よりも父親としての役割を強く求めるようになり、夫もそのように変化していくのです。
その結果家族として、父母としての絆は深まりますが、男女の関係としては物足りないものになってしまいます。
結婚生活でリラックスしすぎている
結婚し一緒に暮らすようになってからは恋人同士の時のように格好をつけたり見栄をはるようなことはなくなり、いい意味でお互いにさらけ出せるようになりますよね。
共に生活する上でリラックスして過ごせることは良いことなのですが、以前のようにときめくようなことは、ほとんど無くなってしまう可能性もあるのです。結婚し一緒に暮らすようになってからはお互い気が抜けすぎている事はありませんか?
例えば以下の様な事をやっていれば要注意。
- 夫婦ともパンツ一枚でうろうろ
- トイレのドアは開けっ放し
- 妻は美容院にも足が遠退き、化粧もめったにしなくなっていまう
- 専業主婦の場合は外出先は公園かスーパーくらいで、見た目にこだわる必要も感じなくなっていまう
- 太ったり老け込んだりといいことはなかったのですが、どうせ誰もみてないと開き直る
- 特に女性は産後は母親モードに浸かりきってしまい、稀に夫に誘われても面倒臭さの方が勝って拒否
- 夫に対し父親として○○してほしいと思うことばかりで、男性として夫を尊重したり求めたりすることがなくなってしまう
リラックスするのは良い事ですが、あまりにもこういう現状が続くようですと、夫婦双方ともにお互いを男女としてみる事が難しくなってしまいます。
またこのような状況はセックスレスをも招いてしまう可能性もあります。
恋愛と結婚の違い。結婚後も夫とラブラブな夫婦でいる4つの秘訣
ただ黙ってマンネリ化していくのを眺めてそのままお父さんとお母さんだけの関係性にはなってしまいたくありませんよね。ここでは男女を意識するような関係性を保ち、夫婦円満なラブラブ期間を構築する方法をまとめています。
1.夫婦二人の時間を「ひねり出そう」
確かに結婚後、更には子どもが生まれると中々夫婦の時間を持つ事は出来ません。日々を過ごす事に一生懸命で、とても忙しい状況でしょう。
しかしそういう状況に甘んじてしまうと、夫婦のラブラブ期間からはほど遠くなってしまいます。キツい状況だからこそ、頑張って夫婦の時間を持つようにすると、その効果も大きくなるというもの。
夫婦のラブラブ期間を長く保つためには、出来る限り
夫婦二人の時間
を持てるように努力してみましょう。例えば
- 子供が幼稚園に行っている間に合わせて夫婦で有給を取得する
- 子どもをナーサリールームに預けて夫婦の時間を作ってみる
- 義実家や両親に預けてみる
などなど。
確かに仕事や家事は忙しいですが、一か月単位でしっかり計画をしておけば一日有給を取り、それに合わせて家事を休むことは出来るはずです。マインドを柔軟にし、「忙しい!忙しい!」という固定観念から脱出しなくてはいけません。夫婦の時間が持てる事を「待つ」のではないのです。
夫婦の時間をひねり出す!
これが重要。
2.非日常を演出しよう
夫婦がラブラブ期間を失う原因の一つが「マンネリ」です。つまり、この「マンネリ状況」を打破する事でラブラブ期間を取り戻す事が可能です。
こういった事のためには「非日常」を演出する事が大切。
例えば…
- 夫婦二人で子供連れではいけないようなレストランにいく
- その日は目一杯オシャレしたり、外で腕を組んで歩いたり、恋人同士のように過ごす時間を作るように心掛ける
- 夫を尊敬できるようなシチュエーションを作る
夫婦どちらからでも構いません。たまには「非日常」を作り出すような演出をしてみましょう。たとえば結婚記念日に夫婦でフレンチレストランに行こうと誘う、なんて素敵ですね。
妻のあなたが不満なように、夫も現状に不満や不安を抱いているかもしれません。こういう演出をすることで夫がちゃんと妻を女性として大切にしようとしてくれていることを感じ取る事が出来るのですね。
オシャレして待ち合わせ、フレンチやイタリアンなど非日常的なお店に行くようにしてみましょう。すると夫も妻を奥の席に先に通してくれたり荷物を持ってくれたりエスコートしてくれるようになる変化があったというご夫婦も。
夫婦生活も二人で協力して子供達を寝かしつけ、積極的に時間をつくるようになりました。
3.セックスレスを防ぐ
夫婦に子どもが出来、更に自分たちの時間を失うと「夫婦の夜の生活」の時間すら失うようになります。たしかに家事育児で忙しく、「それ」どころではないかもしれません。
しかしこれが夫婦仲の致命的な「敵」となるのです。出来る限り夫婦の夜の生活の時間は確保したいですし、そのように「雰囲気」を維持する事が大切です。
夫からの誘いをおざなりにしたりすると致命傷になりかねませんのでご注意。夫の誘いの断り方にも注意して下さい。
結婚し一緒に生活していても、子供ができてお父さんお母さんになったとしても、お互いのすべてをさらけ出していても、夫婦は男と女。そこをないがしろにしていては夫婦間に歪みが生まれてしまうのです。
その歪みを見ないふりしながら生活しているとどんどん互いの心が離れてしまい、最終的には修復不可能になってしまいます。
今は女性も男性も我慢して結婚生活を続けるよりも離婚し自由に生きていける時代なので、だからこそ逆に互いに努力して関係性を持続させなければ簡単に他人になってしまうのです。
4.将来について考える
子どもが小さい頃は非常に忙しい状況が続きます。こういう状況では常に疲弊してしまい辛い事になりますね。
だからこそこういう時に「将来」について考える事が必要です。
特に産後は女性はホルモンバランスの関係もあり母親モードに突入するため、男と女であるよりもお父さんお母さんになりたいと思うでしょう。
しかし完全にお父さんお母さんになりきってしまい、互いを異性として尊重することができなくなってしまうといずれ夫婦関係は破綻する可能性が高いのです。
子供はいつかは親元を離れて自立します。その時にまた夫婦として、男女として、互いを慈しみ愛せるように今からほんの少しの努力を続けていくことをオススメします。