ストレスがたまると食事量に影響が出てしまう旦那さんの体験談です。過食は「こころの病気」です。まずいと思ってからでは遅いのです。まずお医者さんにかかるようにしましょう。
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夫がストレスから過食気味な悩み
ライター:鈴ならしさん(29歳)
夫は出会ったときである学生時代はスリムでしたが、就職してから急に太ったり痩せたりを繰り返すようになっていました。また、胃腸の調子があまりよくなく、消化剤などをよく服用しているようでした。
ストレス発散に過食
ストレス発散で過食に走ってしまう夫はかなり多いようです。仕事で疲れ果ててしまった時はバテないように、ストレスを感じた時はストレス発散にとてもよく食べるような癖があるのですね。
こういった場合のケースでは本人にも自覚があり、急に太った時は意識的に食事をおさえるようにしている事もあります。また本人もよくない癖だと認識してても、なかなか癖になってしまっては抜けないのです。
過食気味の夫の特徴は以下の様な特徴があります。
- 服のサイズが急に変わってしまう
- 特にズボンが少しずつ、キツめになったり緩くなってしまったり
- 量を限界まで食べないと気がすまない
- 胃の調子が常にあまりよくない状態
私の夫の場合は健康診断でもいくつか注意を受けることがあり、その原因がかなりの確率でストレスや疲れからくる過食行動であることが予想できたため、これから先、夫婦で健康に活きていくためにもどうにかしてあげることができたらいいなと思いました。
夫の過食を抑える方法は
過食気味の夫でも、本人にストレスや疲れから過食行動をしてしまう自覚があります。本人も過食をやめたがっているケースも。まずはお医者さんを頼るべきではありますが、家でできる工夫もあります。
1.噛みごたえのある食事を準備
単純に食べる量が多いので、よく噛んで食べないといけないようなものをつくって満腹中枢を刺激しようと思い、大根や人参などを使った噛みごたえのあるサラダを毎食沢山作りました。
食べられないことが新たなストレスになってしまうのもかわいそうだし困ってしまうので本当サラダはどっさり作り、サラダならば沢山食べてもよい、とすることからはじめました。
さらにスープやお味噌汁もよく作るようにし、汁の分でもお腹が膨れるようにしました。お味噌汁にも、基本的に沢山野菜をいれるようにしました。
2.油物を抑える
また献立も色々と工夫し、野菜を沢山とれて、油はほぼ使わないようなおかずにしました。
例えば肉じゃがはじゃがいもとにんじんと玉葱をどっさりといれて、使うお肉は豚肉にして、炒めるときもお肉自体の油で焼くようにして、油を使わないようにしました。
我が家の場合は本人が和食や薄味の食事をもともと好んでいてくれたので、お肉や油を減らし、煮物を増やしました。
3.洋服をかっこよく着こなす意識を持ってもらう
また、色んな洋服のお店に行き、着たい服を見て、その服をかっこよく着たいと思ってもらってより強く本人に食べすぎないように意識してもらうようにしました。
お互いに頑張ったおかげで過食してしまうくせも抜け、常に腹八分目まででおさえるようになれた上に、食生活も改善おかげで健康診断でもその結果が反映されました。
夫の健康を保つ秘訣は「相互理解」
どちらか一方が努力するだけでなく、お互いに努力して助け合うことは夫婦生活においてとても大切なことだと感じました。
また、私は夫が心配でどうにかしてあげたいと思っていたし、夫もきちんと自分の悪い癖に向き合いつつ私の心配する気持ちを酌んでくれて努力をしてくれたことがとても嬉しいことでした。
そして思わぬ良いこととして、私自身の料理のレパートリーも増えたり、お互いに苦手だと思い込んでいた食べ物が食べられるようになったりしました。
どうしても働いていればストレスはたまってしまうし、その発散方法が過食行動である人はそれなりにいるのではないかなと思います。
体型も代わってしまうし、健康にもよくないので心配だし、本人はそれでも食べるしイライラとしてしまうこともあるとは思います。。
ただ、開き直っている人だとしても、やはりどこかで罪悪感ややめたいキモチがあると思うので、まずはふたりで落ちていてきちんと話してみて、他にストレス発散になることはないか、改善方法がないかなどを模索しつつ、いろいろ試して行く事が大切です。
また過食自体は「こころの病気」です。過食性障害と言います。
家でできる事を模索しつつ、大切なのは早めにお医者さんにかかる事。こころの病気というと中々お医者さんに行きたくならない気持ちはありますが、過食性障害が重症化するとかなりの苦労です。
はやめに動くようにしましょう。