ライフスタイルと夫

妻のイライラ、実は病気かも!夫婦で理解したいPMSとは

女性のこころやからだに変調をもたらすホルモンバランス。特に生理前に来るイライラや不調は性格などではなく、PMS(月経前症候群)の可能性もあります。ここではその経験と家族(夫)への対策を投稿していただきました。

PMS(月経前症候群)の悩み

ライター:トリコさん

私は20代の頃から生理のつらさに悩まされてきました。頭痛や腹痛、その量の多さ・・・生理中の悩みは人それぞれ尽きないものですよね。それに加えて、そして生理前の自分の体と気持ちの変化に悩んでいました。

あなたのそのイライラ、PMSかも?

女性であれば生理の悩みを抱えているのはだれもが同じこと。仕事と子育て、家事の両立で毎日慌ただしく、ある程度ストレスを抱えているのも当たり前だと考えてしまいますよね。

でもそれって、実は違うかもしれないんです。

こんな特徴がある人は要チェック!

  • 生理1週間前くらいから、なんだかどうしようもなくイライラ
  • イライラするだけでなく、わけもなく悲しい気持ちに襲われる
  • 自分の感情がコントロールできなくなってしまう

生理の際にイライラが爆発!

ここでは私のケースでPMSの症状をご説明しますね。

その日の朝は体が重たく、起き上がるのもつらいような状態。頭もずんずんと痛みだし、あぁそういえばもうすぐ生理だっけ・・・と憂鬱な気持ちになりながら家族で朝食をとっていました。

私の機嫌が悪いので、朝の食卓もなんだか重たい雰囲気。食欲もないし、コーヒーだけ飲んでカップを片付けようとキッチンへ行くと・・・

夫と子どもの食後のお皿が、流しにそのまま残ってる!

普段であれば、朝は各自が食器を洗うことになっているのですが、この日はそれぞれが忙しかったのか何なのか・・・バターとジャムがついたままのお皿とカップ、お箸がそのまま。

人がすぐそばでしんどそうにしてるのを見ているのに、何で?何でこれくらいのことが出来ないわけ!?

いつもなら「ちょっと片付けてよー!」と大きな声を出して終わるところが、この日は涙が止まらなくなってそのままキッチンで嗚咽をもらして泣いてしまいました。

わたしがイライラと大きな声を出すのに慣れている家族も、さすがにこれにはビックリ。ど、どうしたの?と遠慮がちに近寄ってくる主人にも「ほっといて!」としか言うことができません。

 

PMS(月経前症候群)を知る

その日はなんとか職場まで行ったものの、仕事ははかどらず、昼休憩に先輩の看護師さんに朝の顛末を相談しました。そこで、その先輩看護師さんから「それってPMSじゃないの?」と言われたのです。

PMSは月経前症候群と言われる女性特有の不快症状。生理前の1週間前後に身体や心に不調が現れはじめ、生理開始とともに症状がおさまるのが特徴。

注釈:ねこまる

生理前に起こる心やからだの不調を指します。婦人科では、月経前に起こり月経時に消えていく不快な症状がくり返し3ヵ月以上続き、しかも日常生活にさしつかえるほど症状がひどい場合に月経前症候群(PMS)と診断されます。

OMRONより引用

 

ここまでの説明、いかがでしょうか。あなたのその辛い症状は自分にぴったりとあてはまるものではありませんか?

生理ってある程度つらいのが当たり前と思ってはいけません。そういう風に思っていると、それで病院に行っていいのかどうかと戸惑ってしまうんです。

看護師さんの言葉を借りれば

「体がつらいことに大きいも小さいもないじゃない。そんなの人と比べることじゃないの。自分が少しでもつらいと思ったら病院にいくべき。体のメンテナンスをするつもりで、気軽に行けばいいんだよ」

との事。ご自分の体がシンドイのを無理に動かして頑張ってしまっている方はいませんか。そんな風に思いつめなくて良いんです。

婦人科=産婦人科と同じ様なイメージを持っているかもしれまっせん。

でもレディスクリニックはとても明るく落ち着いた雰囲気なんです。待合室にいるのも妊婦さんから、幼児を抱えたお母さん。若い方から年配の方まで年代も様々でした。

先生は親身に聞いてくださいますので、是非相談してみてください。

場合によっては漢方薬などを処方してもらえますし、何より身近にいる家族に月に一度訪れる不調を理解してもらい、サポートしてもらうようにしましょうね、というような精神面での適切なアドバイスも貰えます。

 

PMSを自ら理解し、また家族の理解を得ることは重要

妻が唐突変化すると夫はビビるという事実

さて、こういった女性特有の状況は十中八九、夫は知りません。もしもあなたの旦那様がご存知でしたら、それは相当理解のある旦那様かと思います。

ねこまる夫
ねこまる夫
たしかに知りませんでした・・・

ここでお伝えしたいのは、こういった事(PMS)は恥ずかしがらずに夫(家族)にじっくりと話して説明すべきですよ、という事。

夫の側の心理からすると、例えばいきなり妻が泣き出すと恐れおののきます。

普段「泣く」という行為をしない男の世界から見ると「泣く=異常事態」と捉えられるからです。

こうなると夫もどうして良いか分からなくなってしまいますので、まずはしっかりと時系列を追いながら状況を説明するようにしましょう。

夫は「論理的な生き物」なんです。感情の変化にはとことん疎いですから、そのあたりの取り扱いは十分に注意を払いましょう!

家族と話してみよう

PMSを理解した後は、夫や家族に説明をしてみましょう。

例えば私のケースでは

「月に一度すごく期限が悪くて落ち込んでしまう時期があるけど、それは性格じゃないの。ホルモンのなせるわざなの。仕方ないの。だから・・・なるべくそっとしておいてほしいし、困っていたら手助けしてね」

とはっきり伝えて理解を得る事が出来ました。これでだいぶ楽になっています。まぁ、PMSでなくても家族のだらしなさにイラついて大声を出すこともありますが(笑)家族にそう周知することで、自分の体調の悪さに対する後ろめたさや辛さが半減されますよ!

なにより、息子に対してPMSの辛さを相談したことは、将来息子が女性に対して思いやりの心を持ってくれることにつながるのではと期待しています。

PMSを理解する事で自分のマインドも変わる

体調不良の原因が何か分からないままがまんするのと、「あぁ、きたきた。まぁしょうがない。PMSだから、毎月の事」と納得するのとでは、自分自身も心の持ちようが変わってきますよね。

生理前にイライラして、つらくてどうしようもない・・・という方がいらっしゃったら、ぜひ病院へ行っていただきたいです。自分ひとりの体じゃないから。

自分のためだけなら我慢してしまうことでも、家族や周りの人のためになると思えば、考え方もまた変わってきますよね。家族のために自分の体を大切にしましょう!