ある程度、常識的なマナーが必要とはいえ人付き合いで外面ばかり気にしているのは自由ではないですし、疲れてしまいますね。ここでは外面が良い夫への悩みと対策を投稿していただきました。
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夫からのマナーのダメ出しが面倒くさい!
ライター:ゆうさん
皆さんの旦那様の礼儀ってどうでしょう。あまりにもマナーがなっていないのも問題ですが、マナーに煩すぎるのも問題ですね。
それまでの育ち方や社会に出てからの職業・職種によっても身に着けるマナーのレベル・求められるマナーのレベルは異なりますから、夫婦でその考え方が違うのも当然と言えば当然化もしれません。
例えば
- 学生時代は少々やんちゃな夫の例。礼儀やマナーなどは、社会人となってから指導してもらったタイプ
- リーダータイプの夫の例。例えばたくさんの後輩を指導する立場
などなど。ここでは後者のタイプの中でも拗らせてしまった「マナーに煩すぎる夫」についてご説明します。
マナーに煩い夫の特徴4つを理解しよう
マナーにも色々ありますが、ここでは食事や人付き合いのマナーについてお話します。マナーに煩すぎる夫にはいくつかの特徴があります。その特徴を把握して対策を打たなくてはいけません。
1.良い面もある
マナーに煩い夫は、良い面もあります。
他人や妻に対する発言や指摘は厳しいケースが多いですが、食事マナーや人との接し方に非の打ちどころがありません。広い視野を持ち、その場に参加する人々全てに気配りをすることができます。
このようにポジティブに捉える事が出来、かつうまく妻がコントロール出来れば子育て等にも良い影響をもたらす可能性を秘めています。
2.外面だけが良すぎる
マナーに煩い夫は「外面が良すぎる」という問題があります。ようは「良いカッコしい」なんですね。例えば
- 人付き合いであれば後輩へ指導したがる
- 先輩にへいこらする
妻の扱いについても
人前で妻をこきおろす
事で「俺が妻を支配しているんだ」というような誇示をします。モラハラ男性に良く見られる「威嚇」行動と言えるでしょう。
3.妻の行動をダメ出し
例えば人付き合いとして食事に行ったとします。マナーに煩すぎる夫は食事中は楽しげに談笑していいますが、相手が帰った後、必ず妻の行動をダメ出しします。
- とりわけ方がなっていない
- 会話に入ってくるな
などなど細かいことをネチネチ言ってくるわけです。更に重症の夫の場合は、妻が行動を改善しようと努力したとしても
- 会話に入らず取り分けを行った会食では、「無愛想」と言われ、
- 楽しげに会話を展開した会食では「安いキャバクラの女のようだ」
など何度も何度も繰り返しダメ出し行動を続けます。
たとえ夫の言葉が正論であって、それを真摯に受け止めて対応したとしても、不毛な戦いが繰り返され、妻は消耗していくわけですよ。
4.モラハラ発言が多発
こういった夫の行動がさらにエスカレートすると、更なるモラハラ行動に移っていく事に注意しなくてはいけません。
具体的には妻だけではなく、その周囲への批判を始めます。
- 妻の両親の否定
- 「しつけがなっていない」
- 「どういう教育をしたのか」
- 両親の人間性を否定するような発言
100歩譲って自分の事ならまだしも、両親の人間性を否定することは、許せません。
マナーにうるさい夫の取り扱い方3選
マナーにうるさい夫の取り扱い方は以下の3つのポイントを抑える事が必要です。
1.マナーの良さをポジティブに使う
マナーにうるさい夫は逆に言えば「マナー自体はしっかりしている」という事。そういうポジティブな点を、あなた自身が上手に使う事を心がけてみましょう。
- 子どもの躾にパワーを向けるようにコントロールする
- ママ友の前で完璧なマナーを披露させる
マナーが悪い夫よりは圧倒的に使えるスキルです!
使い倒しましょう笑
2.夫に言われるままの行動を減らす
夫の顔を立てなければならない場所は、確かに存在します。
しかし明確な理由もなく、夫自身が自らの機嫌や価値観を優先し、妻の行動を制限する・指定することも少なくないんです。
自分の負い目から、夫に言われるがまま行動している奥様たちもいるでしょう。しかしそこで暗黙の了解のように付き従うのではなく、夫の行動を冷静に分析してみましょう。
こういった行動は、実はただの夫のわがままだったりもするのです。そして、そういったわがままを放置していると、夫はどんどんつけあがり、横暴な言動をするようになるでしょう。そのような行動に無理に付き合う必要はありません。
3.ストライキを起こす
あなたがうるさいマナーを強要される場、というのは必ずしも出なければならない会合等でしょうか?それはあなたのメンタルよりも優先する事?という事を一度良く考えてみましょう。
ここで提案するのは、例えば夫と他の誰かが参加する会食に出席しないというものです。
「今日、○○(夫の友人)と食事があるから」と言われるまま同行していませんか?ここで一度冷静に考えてみましょう。あなたのメンタルヘルスよりも優先すべき事項でしょうか?そうでないなら、「行かない」と伝えてみる事が重要です。
断り方
代表的な断り方は
- 「私は育ちが悪く、マナーを習得することができない」
- 「あなたに恥をかかせるだけだから」
というものが角が立たないでしょう。ここでマナーにうるさい夫は食い下がってくることが予想されます。
- 「俺が指摘するから大丈夫」
- 「少しずつ直ってきているから」
と説得を続けて来る可能性がありますが、しっかりと自分の意思を貫き通し、断りましょう。たとえ比較的仲良くしていた友人夫婦との食事であっても、「行かない」という姿勢を貫き続ける事が大切です。
夫が折れるまで妥協しない
外面を気にする夫は、徐々に配慮を見せ始めます。
友人に「奥さんと仲が悪くなったの?」「別れたの?」などと言われる事を恐れるからです。このように力強く、あなたは自分自身の考え方を貫き続ける必要があります。
そういう姿勢を貫いていれば最終的に折れた夫は、「何も言わないから食事に行こう」と言って来るでしょう。
そこで初めて妥協するようにしてみましょう。
- 「マナーを気にする相手とは、食事に行かない」
- 「そういった場所以外であれば同行する」
こうしておけば、食事後に何か指摘されることもなくなりますし、指摘したとしたらマナーが必要な場所に連れて行った夫が悪いと反論することができます。
大人として最低限のマナーを身に着けておく必要があることは、理解できますね。しかし、会社でもなく給料も出ない食事の場で、妻だけがそこまで気を張る必要はありません。
夫の行動にいつまでも従い続けていれば、恐らくノイローゼになってしまいます。自分のしたくない事に拒否する事はワガママでも何でもありません。しっかりと自分の意思を持ち続ける事が大切なんです。