夫(男)という生き物に対して
コイツ・・・!話を聞けよ!
と思って事はありませんか?我が家もねこまる夫は妻にそのように思われていました笑。実はこれ、男女差による根本的な感覚の違いからくるものなんです。
Contents
話を聞かない夫
なぜ妻は「夫が話を聞いてくれない」と感じるか
男性(夫)に対して話をしますよね。例えば「職場の○○さんが、、!」などの愚痴を話したとします。こういった場合、夫から返ってくる反応は
「それは△△すれば解決するよね?」
と言ったもの。いや、違う。そうじゃないんだ。そう思いませんか。
例えば
- 愚痴であれば「それは大変だったねー」
- 楽しい事であれば「すごいね!楽しいね!」
そのように返して欲しい方が多いのではないでしょうか。妻は決して「解決策」「アドバイス」を提示して欲しいわけではありませんね。ところが夫に話をしても解決策やアドバイスばかり。
このようなすれ違いにより、妻は「夫は話を聞いてくれない」と思う訳です。
妻の「話を聞く」と夫の「話を聞く」は違うという事実
一般的に女性型の脳を持つ方は、自分の話に対して
共感して欲しい
と感じます。
「共感」とは自分の思いを理解し、相手にも同じように感じ取って欲しいと思う事ですね。相手が感じ取ってくれれば「分かってくれた!」と感じる訳。妻は分かってくれさえすれば良いわけで、それ以上の事を求めていないんです。
注意:本当に解決策を望んでいる時は違いますけどね
1.夫は妻のして欲しい事が理解できていない
ところがどっこい、夫は違うんですよ。
夫というより「男性型の脳を持つ方」という方が適切ですが、こういった方は妻の話を聞いたうえで「相手の困っている事に対して【解決】してあげたい」と感じる訳です。
男は本能レベルで「妻に頼られたい」と感じています。そして「妻を助けてあげる=解決してあげる」事が、妻にとって最も助けになる事」と思っているんです。まじです。大真面目にそのように思っています。
ですから、妻が愚痴を言えば
「やばい!俺の妻が困っている!助けなきゃ!解決策を出さなきゃ!」
と思う訳です。
これって妻がして欲しい事と真逆の事なんですね。なぜ神は男女をこんな風にすれ違う形で作ったんですかね。謎ですね。
2.夫は「解決したい」
妻の愚痴に対して「そうだね。大変だね」なんて。
それ何の意味があるの?
と夫は思っています。
実際のところ何の解決にもなっていないじゃないですか。愚痴がある=困った事がある、であり、男性はこの「困った事」を取り除かないと解決にならないと感じる。
なんの進展もない井戸端会議をしても何の解決策にもならないじゃないか!
と大真面目に思っている訳です。
3.夫もイライラしている
こういう「男にとっては」何の意味もないと感じてしまうような愚痴や感想に対して延々と共感し続けるような会話をし続けると、男はどうなるか。
イライラします
イライラするんですよ。生産性が無い話に時間を費やすのが無駄だと感じるんです。ですから男は必要のない時間は黙っていますし、必要とあれば1時間でも1日でも無言で過ごせます。喋る事にメリットを感じないからです。
女性が二人いて、沈黙状態だと基本的に仲が悪いんじゃないでしょうか。男は沈黙でも何の問題もありません。関係も良好です。お互いが話す必要がないなら、ずっと無言です笑
終わりのない会話は夫は好きでは無いんです。本能レベルで嫌なんです。結論も進展も無いとイライラするんです。
夫が話を聞くようになる!男性心理で解決策4つ!
まず、根本的に夫は「共感をする」という事が分かっていません。男性社会でも共感自体はありますが、女性ほどこれを重視しません。ですから「共感自体を知らない」可能性もあるんです。こういう根本的なところから治さないと、あなたの夫は話を聞いてくれませんよ。
1.夫にどうしてほしいかを話す
まず自分の話の目的を夫に伝えなくてはいけません
- アドバイスはいらん
- 解決策もいらん
- 話をきいて、私の気持ちを聞いて否定せずに賛同してくれ
そのうえで
女性の話を聞くとは「そういう事」だと教育してください。否定されたらどのような気持ちになるかを論理的に説明するんです。
愚痴ってごめんね!でもお疲れ様って言って欲しいんだ!
とストレートに希望を言いましょう。それくらいでないと「共感力の低い」夫には通用しません。そして夫も頑張って解決策を探さなくて済むようになりますので、安心してあなたの話を「聞く」ようになりますよ
2.解決策が必要な時と必要でない時を明示する
しかしそうすると、今度はアホな夫は解決策を探さないようになってしまいます。そうなると逆に困る事もありますよね。
市役所の手続きを知りたくて困っているのに「共感」されても困る訳です。
ですので話す前に「解決策が欲しいか」「共感して欲しいか」をあらかじめ話しておくんです。これ、すごい重要ですよ。話しておけば妻も余計なイライラをしなくて済むようになります。下記のツイートは事の本質をついていますね。
私が夫に悩みを話す時に…
パターン1 : 意見が欲しい時
「今悩んでることがあって…あっ意見いるパターンのやつです。」パターン2 : 共感だけしてほしい
「今悩んでることがあって…あっ意見いらん。聞いてほしいだけのやつ。」と前置きをしてから話すようにしたら無駄な喧嘩がなくなったw
— まめま@ほしこしゃんアイコンバージョン (@majime_zubora) 2018年11月27日
3.話を区切ろう
ねこまる夫もねこまる妻と良くこの話で喧嘩をしていました。ねこまる夫の男性心理としてお願いしていたのが
話の結論が無いなら区切ってくれ
というもの。男性型の脳を持っている夫は「結論が見えない話」が大嫌いです。いつまでも意味のない話をされるのが嫌なんです。
ですからあらかじめ、夫に対してこう伝えましょう。
いついつからいついつまで、私の話を聞いくれ
こう伝えるんです。こうすることで「あぁ、20時までね」と夫は「ゴールが見える」事に安心するんです。エンドレス井戸端会議を避けてあげましょう。
4.「何か」をやっている時に話しかけない
対外の夫は「男性型の脳」を持っており、シングルタスクが得意です。逆に言うとマルチタスクは苦手。例えば
- 本を読んでいたり
- テレビを見ていたり
- 皿を洗っていたり
- ゲームをしていたり
こういう時に話しかけてはいけません。「~しながら話をする」が出来ないからです。脳の許容量が小さいアホな夫はオーバーヒートするので、やってはいけません。ねこまる夫もこれをやられるとイラー!っとします笑
話しかけるのは夫が「何もしていない時」を狙いましょう。もしくは○○時から話を聞いてくれ、と言っておくと、とても段取りがスムーズになりますよ。
話を聞かない男はこう扱え!
いかがでしたでしょうか。
異なる男女の心理がすれ違う理由、お分かり頂けましたか。こういった話はかなり解明されてきており、夫婦喧嘩も論理的に減らす事が出来るようになって来ている時代がきつつありますね。
これがとってもおすすめ。