育児が中心の毎日の中で、育児にまつわる悩み事は沢山あります。その中で特に大きいのが、「寝かしつけ」の際の悩みですね。対処方法をご紹介します。「産後クライシス」対策のご参考にもなればと思います。
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「寝かしつけ」の苦労を分かってくれない夫の特徴4つ
1.察さない
男性にとって「察する」というのは非常に難しい行動です。男性は競争社会の中に身を置いている人が多いですので、周囲を察するというよりは上下関係の方に意識が行く事が多いからなんです。
妻が寝かしつけにどれだけ苦労をしているか、同じ時間を過ごしているから分かっていると思いきや、やはりその場面を見ていないからか、どうにも分かっていないような言動が目について、そのたびに妻のイライラゲージは上がっていくのです・・・
2.トイレ、テレビの音をうるさくする
寝かしつけた子供が起きてしまう一番の原因は「音」です。現代社会では家族が住む家はそこまで広くなく、寝室とトイレ、リビングは一つの廊下を共有しているようなケースもあるでしょう。ですから、寝かしつけた子どもが音を聞きつけて起きてしまう訳です。
- 例えば扉を閉めるときにはドアノブを下げたまま扉を閉めて、ゆっくり上げれば音が鳴らないのですが、「ガチャン!」と普通にドアを閉める
- またトイレを流す音。トイレを流すときにドアを半開きにしていたり、水が流れている途中にドアを開けたりすると、水流音が部屋に響き渡る
子供がそのたびにモゾっとすると、妻の心臓はバクバク、、、そして夫へのイライラはUPします笑
3.部屋の明かりを寝室に入れてしまう
子供が起きてしまう二番目の原因は、明かりです。
どんなに配慮の無い夫でも、さすがに寝室の明かりをつけることはないでしょうが、リビングの明かりやトイレの明かりは寝室までどうしても漏れてしまいます。
夫が光の加減まで考慮して行動するかというとそんな事はなかなか難しいですよね。明かりが付くと子供の顔に光が・・・
子供がモゾモゾっとし、妻はイライラヽ(`Д´)ノ
4.子煩悩
嬉しいけど、難しい。「寝かしつけの苦労を分かってくれない夫」のそんなややこしい特徴の一つが「子煩悩」である事。
仕事が忙しい夫は仕事で平日は夜遅くに帰ってきて、朝は早く出て行くため、起きている子供たちになかなか会えません。そのため子煩悩な夫は夜帰ってきてお風呂を済ますと、子供たちの寝ている寝室に寝顔を見に行ってしまう事もあるでしょう。
その時、例えば子供たちにキスやハグをしてしまうと、子供たちが起きてきてしまいます。
子どもが起きてしまえば。もう一度寝かし直さないといけないので、出来るならば夫の「夜、子供の寝顔を見に行って、子供を起こす」のを辞めて欲しいと感じてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
夫に寝かしつけの苦労を分かって貰う方法3選!
1.起きた子どもの寝かしつけは夫に丸投げ
まず1つ目、夫が子供を起こしてしまった時、起きた子供を夫に丸投げしてみましょう。
仕事から疲れて帰ってきた夫の楽しみが「子供たちの寝顔」ですと、これを奪うのは夫が可哀想だと思ってしまう方もいらっしゃるでしょう。
その代わり、夫に起きた子供のことを全部やってもらう事にしてみてはいかがでしょうか。
夫に子供の寝かしつけはもちろん、歯磨きやトイレなど寝る準備をしてもらうんです。子どもが好きな夫ならば、喜んで引き受けてくれる可能性大です。
思い切って夫に任せる事の大切さ
夫に任せる事自体が「心配!」と思わずに思い切って、夫に子供を預けてみてはいかがでしょうか?
案外、夫は頑張ってくれますし、自分がやらなくてはいけないので、自分が疲れている時は不用意に子供を起こさなくなります。こうして妻の苦労も分かってくれるのですから、万々歳です。
2.昼間に子どもを沢山遊ばせる
子供たちがしっかり寝てくれるようにするため、昼間にたくさん公園で子供を遊ばせました。子供たちが遊び疲れて、ちょっとの事では起きなくなるまで公園でしっかり遊んでみましょう。
お昼寝の時間も1時間に減らし、夜にしっかり寝てくれるようにしました。この公園遊びのお陰で子供たちに新しい友達がたくさんできました。
これについては夫を動かす必要がなく、また夫が何かをしても簡単に起きなくなる方法ですのでオススメ。
日中に公園でしっかり遊ばせた効果で、子供たちの寝つきが良く、電気を消すと何もしなくてもすぐに寝てくれるようになるんです。
夫に起こされる回数が減りますから、夫としては少し寂しいかもしれませんが、じっくり寝顔を見らるので、それなりに満足してもらえるでしょう。
3.女優になる
最後の方法が「大げさに疲れた表情をする」「大げさにため息を付く」といった、女優になる方法です。
そうですね・・・例えば女性が男性の大事なところを蹴られたときの痛みが想像しがたいように、見ているだけでは苦労というのは分からないものです。
でも、男性がうずくまって10分くらい動けなかったら、そうか、そこまでかと思いますよね!(例が稚拙ですみません、、、)
- 子供が起きてしまったときに心底辛そうに振る舞う
- 子供が起きそうなときに大げさに夫に注意する(喧嘩腰ではなく悲しそうに、がポイント)
「女優になりなさい、男を成長させるのは如何に妻が女優になれるかにかかっているのよ」
と母子で口伝している方もいるくらい。
寝かしつけの苦労を分かってくれない夫を持つ女性へ
育児で疲れている中で、夫へのイライラがつのるというのはよくあります。
それが積もりに積もって「産後クライシス」に陥った方がいますが、母親と父親の役割が異なる以上、不理解は避けられないことだと思います。
そういったことでいちいちイライラしないために、本心ですべて通すより、もうこれは演技なのだとたまには割り切って、可愛い子どものために演じきることもオススメです。
起きている子どもに会えるので嬉しい夫
また子煩悩な夫に任せてみると子供から日中の話を聞いたり、絵本を読んだりと、楽しく過ごします。しかし、疲れ過ぎて帰ってきた時は、子供を起こさないように寝顔を見に行かなくもなるのです。
そういう意味でも再寝かしつけを夫に任せてしまえば面倒事が増える事がなくなり、妻もぐっすり眠れるようになるでしょう。