機嫌が悪いときというのは、誰にでもありますよね。
しかし、頻繁に無視をされて、一緒にいても不機嫌な態度でいられて、いつも相手に振り回されていたら、精神的に疲れてしまいます。
夫がこのような場合、妻はどんな気持ちで対応をしたらいいのでしょうか?
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すぐに無視や不機嫌な態度を取る幼稚なモラハラ夫の特徴4つ
すぐに無視や不機嫌な態度をとる夫。大人と言うにはあまりにも幼稚で稚拙な態度に、相手をするのが大変です。
1.すぐに黙る
幼稚な夫は機嫌が悪くなると、すぐに黙りこむ特徴がありますね。
このようなとき、夫に話しかけたり、「夕飯どうする?」というような質問をしたりしても、返事は返ってきません。
いやいや、答えないと先に進まないでしょう?というような必要不可欠な質問でも答えません。答えないと自分自身が困るにも関わらず。
ようは先のことが考えられず、目先の感情に振り回されている訳です。
2.あからさまに不機嫌な態度を取る
また幼稚な夫は何か不機嫌になる事態が起こると、あからさまに不愉快な態度を取ります。
- 戸をバン!と閉める
- ため息を何回もつく
- 予定していたことも、「やらない」「行かない」と突然変更
これらは自らの感情を表に出す事で「自分は不愉快です!」という意思表示をしているんです。言い換えれば「ぼくちゃんは不愉快だぞ!!」「構って構って!」と言っているようなもん。
アホなんですね。
3.気を遣うとエスカレート
上記のような状態になると、何か声をかけた段階で更なる悪循環を招きます。妻が「構って」やると、幼稚な夫は図に乗る訳です。
「お、釣れたww」
と思う訳ですね。そして更に構って貰おうと幼稚な態度がエスカレートするんです。
気を遣うことで夫の機嫌が良くなるならいいのですが、気を遣って声をかけてもエスカレートすることもあり、妻側からすれば、どうしたらいいのか分からなくなります。
4.子どもがいてもお構いなし
幼稚な夫は周囲に子どもがいても、お構いなしにこのような態度を取ります。
大人がこのような態度を取っていれば、少なからず子どもに対して悪影響があることは、ちょっと知能がある大人であれば分かりそうなものですが、周囲が見えていない幼稚な夫にはそれが分かりません。
空気が重くなりますし、こんな夫ではせっかく出かけていても、楽しい予定を入れていても、夫の態度ひとつで雰囲気が変わってしまうのが困ったものです。
幼稚な夫のトリセツ
1.「構って夫」は放置せよ!
このような幼稚な夫は「構ってちゃん」なんですね。態度が子どもそのもの。夫は「構って欲しい」と心の底で思っているからこそ幼児返りのような現象を起こしている訳です。
当然、かまってやれば図に乗り、さらなるエスカレートを引き起こす。であるならば、対応は一つです。すなわち、
放置
これ一択。男性心理として、幼稚な夫は妻に対してどこか「母」を求めてしまっているマザコン気質もあるんです。「構って欲しい」に対して「構って」いては相手の思うつぼです。
放置しておけば「あれ。。。相手にされない・・・どうしよ」となります。とにかくアホな夫は放置し、ご自分の時間を満喫すれば良いのです。
2.妻のマインドを確立する
夫の気分で、ほかの家族が振り回されてしまう。
妻としては、とても疲れる状況ですよね。しかし本質的な部分をみなければいけません。
「妻や子どもが何も悪い事をしていないのに夫が不機嫌なのであれば、夫の気分は、夫の問題」
ということに気付くことが大切です。夫が無視や不機嫌な態度をしてきたとしても、できるだけ気にしないようにしてみましょう。
あなたは「明日の天気が雨」という事にイライラしますか?よほど気分が悪くない限りはイライラしたりはしないでしょう。私もイライラはしません。
だって自分でコントロールしようがないじゃないですか。天気は天気。こちらがアクションをしようにも相手に出来ません。
夫のイライラはこれと同じ。
夫が勝手に幼稚な態度を取っているに過ぎないんですから、「雨が降ったわー」くらいで気にしないことが大切なんです。だって妻が気にしても気にしなくても夫の気分は変わらないじゃないですか。だったら気にしない方がお得ですよ。
このような考え方はアドラー心理学といって、有名な書籍にもなっています。ドラマでも放映された「嫌われる勇気」という本。もしもあなたが人生に疲れ果てている時には、こういった本を参考にしてみると良いでしょう。
3.淡々とやるべきことをやる
幼稚な態度の夫の具体的なトリセツを見ていきましょう。何も難しい事はありません。妻のマインドさえ確立出来ていれば、なにも気にする必要は無いんです。
- 「夕飯どうする?」と聞いても無視してくるのなら、作っておけば間違いはないのです。
- 「いらない」と言われたら、「そうですか、わかりました~」でいいのです。
- 戸をバン!と閉めたり、ため息を繰り返したりしていて、一緒の部屋にいても空気が重いなら、「子どもと外に出てくるね!」で大丈夫ですよね。「一緒に行く?」と夫にも声もかけておきましょう。
- 家族で立てていた予定を「やらない」「行かない」と突然言うのなら、「わかった、じゃあ私と子どもで出かけてくるね!」でもいいのではないでしょうか。
このように、夫の気分や態度に振り回されないようにしてから、気持ちがとても楽になりますよ。夫を不機嫌にさせないようにとビクビクしているかもしれませんが、その心労から解放されるんです!
また、この考え方は子どもたちにも良い影響を齎します。空気が重くなると、そのたびに子どもも気を遣ってしまいますが、その切り替えができるようになるんです。
夫自身の気分の問題は、子どもたちの責任ではないのです。
妻にとって、結婚をした「夫」という存在はとても大きいですし大切です。しかし、夫の気分や態度にいつも振り回されていたら、妻は精神的に疲れ、子どもにも影響が出てしまいます。
無視やあからさまな不機嫌な態度というのは、モラハラの特徴でもあります。
- 「なんでも人のせいにする」
- 「うそをつく」
- 「人を傷つけることを言う」
など、ほかにも思い当たることがあったら、一度モラハラについてチェックしてみましょう。
もし夫に、「あのときの態度は嫌な気持ちがした」ということを伝えたいときは、夫が機嫌のいいときに、夫をフォローしながら伝えることをおすすめします。
しかし、モラハラの場合は、嫌だったと伝えても変わらないことが多いと思いますので、期待し過ぎずに、夫のよい面も見ながら、夫の気持ちや態度に線を引いて、振り回されずに過ごしましょう。
夫も大切ですが、自分の心も大切にしてくださいね。