夫の実家(義実家)に行きたいという人はまずなかなかいませんよね。
帰省ブルー
なんて言葉もあるくらい。
手伝いしなくていいと言われてもそんな訳には行きませんし、何より気を使ってどっと疲れてしまいます。
スッキリさん毎年これやってくれるね。私も父子帰省でいいと思ってる。
毎年私って帰る意味あるんかな?って思うよ。
チクチク言われて、なにが楽しいん?ただただ嫌な思いして帰るだけなんだけど…#帰省ブルー #スッキリ pic.twitter.com/E0j2TbtYKH— なっちゃん (@Ga910Team) 2019年12月24日
Contents
妻を義実家に帰省させたがる夫の4つのポンコツな特徴
1.義実家と仲良くさせたい
妻を義実家に帰省させたがる夫の心のうちというのは
妻と俺の家族(義実家)に仲良くして欲しい!
というお花畑的な状況になっているのが特徴。
実家の家族(両親、姉)と妻を一緒に過ごさせたがる傾向があるので妻としては困ってしまいます。
特に結婚してからはそれが顕著になる傾向があり、月2~3回は義実家訪問または外食という苦行を強いられている方も。
しかも夫は妻の気持ちを察する事はありません。妻が仕事があるからと断ると、仕事終わりの夕食にするか、日を改めるといういらぬ気遣いを見せる始末です。
2.妻は義実家で楽しんでいるという幻想を見るポンコツ
こういった夫は夫の家族と妻が過ごすことをお互いが楽しんでいて、喜んでいると思っている、という特徴があります。
頭おかしいんじゃねーのか!?
と思う妻も多いでしょう。
例えば妻が遠まわしに行きたくない事を匂わせ(「2人で過ごしたいね」など)たとしても夫は絶対に察したりはしません。
- 多いほうが楽しいし
- 食事もラクできるだろう
などと意味不明な供述をします。
全く不要な気遣いです。
妻が夫に一人で行くことを勧めると、妻が行かないなら行かないと言って、本当に一人では行かないなど、意味不明な行動言動をする事も。
3.義実家との付き合いでの悩みは「子ども」
義実家との付き合いの中で悩みとなるのが子どもです。子どもが生まれてからは義実家との付き合う場面が増えるご家庭は多いでしょう。
そして中には子どもについての報告・写真を(夫の実家へ)送ることは妻が対応しなくてはならない、なんて家庭もあります。
義実家と妻を何とか近づけようとする面倒な夫はこういった場面において
- 義実家への日々の生活の報告をするように妻に指示
- 写真も自分では送らず、妻に送らせる
こんなことを強要してくるのです。
4.妻は無駄な時間を過ごしてしまう
義実家へ行くなら妻を抜きに連れてってあげればいいのにと思ってしまうでしょう。しかし親孝行した夫はそんなことはお構いなしです。
だったら夫が全て面倒を見てくれるのか?というとそうではありません。妻が義実家へ行けば必ず「お手伝い」が発生します。
また義両親には子供の世話を完璧に任せる事は出来ません。それは流石に怖いですしね。子供達だけを預ける訳にはいかないんです。
- 誰かがついて見ていないと好き勝手お菓子を食べさせたり
- 危ない物が子供の手の届く範囲にあったり
と、とてもじゃないですが預けられません。結局妻は余計な仕事が増える訳です。更には家族全員で行くと結局もっともっと時間が長くなり、妻はする事もなく義両親が子供と遊んでいるのを眺めているしかありません。この時間がすごく無駄な時間に感じるのです。
- 今の時間にご飯の準備できたのに
- 掃除できたのに
と思ってしまいます。
夫の実家に帰省したくない妻たちのストレスを減らす5つの方法
妻にとって最も重要であるのは
夫が家族を嫌だ
と思う気持ちを減らす事。つまりストレスさえ減らせることが出来れば、対策の一歩目としては御の字です。
いきなり義実家との関係をバッサリ断つ事は難しいですが、小さな一歩から踏みだし、目標を現実的な部分に置くようにしてみましょう。ちょっとしたストレスを軽減するだけでも、生きやすさは段違いです。
例えば、
- 義実家との頻繁なやり取り→距離が近すぎて感じて嫌だ
- ある程度距離を取る事が出来れば会うのも憂鬱→そこまで嫌な気持ちにはなりません。
こんな風な心境の変化を招くことも出来ます。
1.写真共有アプリを活用
義実家とある程度の距離を保つことが出来るのが「写真共有アプリ」。
特に生活の報告と写真を送ることを任されることに不満をもっている方におすすめの方法です。特に問題なのが妻が写真を送ると必ず義母とメッセージのやりとりをしなければならないこと。これは相当負担ですよね。
そこで写真共有アプリを使ってみましょう。
アプリを夫婦、妻の実家、夫の実家で共有設定します。写真を妻がアップロードすれば自由に見れるので、個別でやりとりしなくて済みます。コメントがあれば、妻じゃなくても夫が返すことができるので、妻として心理的な負担が減ります。
お勧めアプリ:「みてね」
「みてね」は写真、動画の共有アプリ。
アプリから招待してメンバーに参加して貰う事が可能です。月ごとにページが分かれていて、毎月、まとめたものを動画で自動に作成してくれます。
子供の名前と年齢の登録もできるので月毎に〇〇くん何ヶ月、〇〇ちゃん何ヶ月と表示される為、あとから見直したときわかりやすく、成長の記録として優れたアプリになっています。
写真をよくとる夫婦向けです。
パソコンからアップすることもできるのでスマホだけでなくデジカメや一眼レフで撮った写真も共有可能なので、例えば出産時の写真や運動会など、特別に綺麗な画像を残したくて一眼レフでとった、というような写真もみんなで見れるので助かります。
また写真はたくさん撮るけど整理してないという人にぴったりの理由はもう一つあり、毎月有料ですが製本して写真集を送ってくれるところです。
2.自分の実家と義実家を平等に扱う
妻が「夫の実家が負担」と思う背景には
自分の実家との繋がりと夫の実家との繋がりに偏りがある
と感じる事が原因として存在します。
ですからまずは自分の実家、夫の実家を平等に扱うことが大切です。
夫の実家と関わるのは嫌ではなくても負担に思うことがありますよね。しかし、自分の実家は密に付き合っていると、夫の実家と差別していると思われて、夫の実家とも同じように付き合うことを求められます。
ですので例えば妻は自分の実家にも月1しか帰らないようにし、夫の実家にも同じように求める、という方法は落としどころとして良いでしょう。
どうしても本当に忙しい時は仕方ないかもしれませんが、
- 忙しいから行けない
- 行きたくない。
は逆に喧嘩になってしまいますから、しっかりと頻度を減らし両家を行き来するバランスを取って対応すると良いでしょう。
またこの方法には注意点があり、バランスを上手に取らないと夫の実家には行かないのに『自分(妻)の実家には帰るのか?』と夫に不公平感を持たれると自分(妻)の実家にも帰りづらくなってしまうので、注意が必要です。
3.夫に「察して」をしない
最近は夫の家族は他人というスタンスの妻も多いと聞きますが、夫は必ずしもそうではありません。むしろ、妻と子ども、自分の家族が仲良く過ごせてハッピーとすら思っている人もいます。
それは、妻が夫の家族に気を遣うということが分からないからです。
男というのは総じて「ニブい」のです。他者の気持ちを慮る事が出来ません。これは多くの男性が縦社会に生きている事で、横のつながりに対して配慮するような文化に乏しい事が原因です。
まずは夫や夫の家族が嫌だと感情的に訴える前に、自分は何が嫌なのかをハッキリさせて、冷静に伝えられるようにすることをお勧めします。
嫌だった!など感情的に話すと喧嘩になるので、あくまで冷静に「~したいと思うんだけど、どうかな?」と話す事がポイント。男という生き物の大多数は「感情論」よりは「論理」に心を動かされるからです。
またこのとき、大切なのは諦めも時には肝心です。全部ダメ!嫌!では夫は納得しません。これはいいけど、こうされるのは嫌というように譲歩することで本当に嫌なことを回避できることもあります。
例えば、子どものお祝いに参加はしてもらっていいが仕切りは私がするなど許せるところと許せないところを具体的に話してみましょう。
4.義実家の悪口を言うのが厳禁
どのような人であっても、自分の家族の悪口を言われれば腹が立つもの。
ですから絶対に、夫の家族について悪く言うことはしてはいけません。それは夫の機嫌を損ねこそすれ、何の利益にもならないからです。
特に多くの男はマザコンのキライがありますので、母親の悪口は厳禁。
「それは母さんが悪いってことか?」
と表情が変わってしまいますよ!
義母よりも妻の味方をしてくれることが多い夫であっても、やはり母親の悪口と思うと気分を悪くして妻の提案を聞きにくくなってしまいます。夫婦関係を円滑に維持して提案を聞いてもらうためにも、夫の家族を悪く言わないように気を付けてください。
5.短時間で妥協する
夫の実家に行く事の何がしんどいって、長時間がしんどいのです。
よくよく考えればほんの1時間程度なら、こちらも親孝行のつもりで家事の負担にならないかなと思う事も出来ませんか?
始めから短時間と割り切ってしまったらどうですか?1時間程度なら。何もわざわざ時間を作っていくことはないと思うのです。こちらの都合の良い時にほんの少しでも顔を出せば、旦那も義両親も、そしてあなたの実家の両親もみんなが良い思いをできると思います。
そこで、あえて夫が仕事でいない時も子供達を連れて顔を見に行くようにしてみましょう。
義両親は忙しいなら預かるよと預かりたいと言って来るかもしれませんが、そこは断固拒否。大丈夫です。と乗り切ります。危ないしね。
妻と子供達だけなら、自分の好きな時間に『ご飯の用意や買い物があるので』と早めに切り上げる事ができます。1時間程で『ではそろそろ』と言って切り上げる一方で、頻繁に義実家に行く事で義両親を満足させる作戦です。
夫からしても、自分がいない間も自分の両親を気遣ってくれると嬉しい、というメリットもあります。ただ『行きたくない!』だけではなかなか物事は解決していきません。そこでこその逆転の発想!
普段の時間が空いた時にでも、ちょっと顔出しますねと行ってみると良いでしょう。
いかがでしたでしょうか。
こういった方法で夫の両親を気遣う事で、夫婦仲が良くなり、更に義両親も息子抜きでも来てくれると良い妻アピールができます。
短時間、時間が空いた時に行くだけで旦那もその両親も取り込めるなら良いと思いませんか?夫も妻が義両親を大事にしていると感じ、妻の実家や両親も気遣ってくれるようになります。
色々な方法を駆使して、『ストレスを減らす』という所から始めてみましょう!
ほんとは夫がこれくらい意識高いと良いんですけどね!笑
妻は僕の実家に僕抜きで子供連れ何泊もする。妻と義母の関係性は彼女らの問題ではない事を実は多くの男は知らない。旦那が常に妻の味方につき、実家とは全く異なる家と認識し、実家側が他人の家にしないような要求を妻にしてきた時、旦那はそれを失礼だと跳ね除けるだけの気概を持て。#帰省ブルー
— ふらいと13@育休日記 (@doctor_nw) 2019年12月24日