世の中、男性は早食いの傾向がありますが、それゆえに逆に断然食事にかかる時間がゆっくりすぎる夫というのは、とってもストレスに感じます。
早く食べてくれないかな、食器の片づけを早く済ませたい、時間に間に合わない、などなど日々ストレスだらけです。夫自身にも自覚を持って挑んでもらいたいのですが、ぜひ妻側も手を貸していきたい事案ですね。
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食べるのが遅い夫の特徴3つ
1.時間が逆算できない
食べるのが遅い夫。
男性は目前の事に集中しがちです。視野が狭いというか、一つの事にしてか集中できない性質があるんですね。
ですから目の前に食事があれば「食べる事に集中」してしまうのです。
例えば通勤時間に間に合うために出発する時刻から逆算して、30分前には最低でも食事を済ませておかないといけない。そんな状態でも食事に時間がかかる夫。
寝ぼけているわけでもなく、食欲が若いないわけでもなく、本当にパパッと口に入れてもぐもぐしてごっくんと飲み込めればいいものが、とにかく1品食べるのに時間がかかるのが特徴です。
2.自分の事は棚に上げる
自分の食べる速度が遅い事は棚に上げ、妻に対しては「食べやすい食事を」とリクエストしてしまうのが、もう一つの特徴です。
いや、まずお前が改善しようよ?
という外野の声には我知らず。
手早く食べられてお昼時間まで腹持ちする食事内容がいい、とリクエストする。自分で作ってくださいよ、と。
妻側からすれば「それならさっさと食べてみたら?」と毎日イライラしてしまうのが実情というのが悲しい。
3.外食では家族が待ちぼうけを食らう
また朝に限らず、出かけ先の昼や夕飯の外出での食事にも時間がかかるのも特徴の一つ。根本的に判断力が遅く、優柔不断と言えるのかもしれません。
例えば回転ずしに行ったら、選ぶのに時間がかかる上に、食事するのにも時間がかかる。おかげで付き添った家族はすでに満腹なのに、夫の食事が終わるまで待ちぼうけ状態です。
また厄介なことに、こういった問題は価値観の違いの問題もはらんでいます。
夫自身は『外食こそ、食べる時間を楽しむものだ』と言わんばかりにゆっくり食べているので、どうやって家族を巻き込みながら家族全員が憂鬱な気持ちなく外食できるか、というのが課題ですね。
悪い意味でマイペースとも言える夫は空気を読むのが不得意なのかもしれません。
食事が遅い夫を自発的に改善させる手法3選!
1.見守り続ける
第一には見守り続ける事。
夫自身が問題を肌身に感じるまでは、妻がアレコレとうるさく口を出してはいけません。
早く食べて!時間に間に合わない!というプレッシャーを感じていても、それを自分事化出来ていないのが根本的な問題として存在しているからです。
ですから夫自身が困るまで朝の食事の支度は様子を見守り続けてみましょう。そのうち夫から改善案が出てきますから、根気強く待つことが大切。
この時に「夫なりの改善案」に乗る事が大事。ここでも妻が口を出してはいけません。夫自身が納得した改善案でなければ実行されないからです。
例えば夫からのリクエストから、
食事が食べきれないから(時間に間に合わないから)、1品減らして欲しい
という要望が出たらならば、しめたもの。
2.食べるのに時間が掛からない朝ご飯を
また朝は特に時間が無いため、ここは積極的に献立を改善してみるのも良いでしょう。
- トーストしたパン
- コーンフレーク
- バナナ
- ハム
この辺りであれば、比較的手もかからずにエネルギーも摂取できるし、また食べやすい食事だと言えます。
また少し手がかかりますが、おかゆやスープなどの流動食であれば、噛む時間も減りますので朝に手早く食べるというのには効果的。ウィダーインゼリーなどのゼリー類も良いでしょう。
妻も朝の献立に悩まなくてもいいし、夫自身がそれなりに朝食をとって出勤時間に間に合うようになり、ストレスからは解消されるでしょう。
3.プレッシャーは逆効果
しかしまだ、外食については遅いまま。
食事にかかる時間が遅いからと言って、頭こなしに「遅い!」「早く食べて!」ということは禁句ワード、また無言のプレッシャーも同様です。
だって夫自身が分かっていることを敢えて言葉で指摘することはかえって逆効果。
こういったやり方は「指示待ち夫」を生み出す原因になります。何としても避けるのが吉。
朝のバタバタから解放され、優雅なひと時を
夫の食事にかかる時間が少しでも短縮できたなら、朝のバタバタするプレッシャーからは解放されるでしょう。また、家族での外食はみんな同じペースで食事が進み、最後のデザートをシェアする、てなんて楽しい時間があるかも。
またお呼ばれする親戚などの結婚式などの食事を介した席。ここでも夫の食事ペースがもう少し早かったら、私が余計な気を遣わずに済むし、なにより場の雰囲気からせかされずに済みますよ!
マイペースな夫と過ごすのは大変ですが、本記事で挙げた以外にも、色々な生活の仕方の知恵がありますから、是非参考にしてみて下さい。