彼とのお付き合いの中で
- あれ?
- なんかちょっと違うな?
- このまま結婚まで付き合って大丈夫かな?
という瞬間がありませんか?
ここでは彼との価値観の違いに悩み、このまま関係を継続すべきか?お別れすべきか?を悩んでいる方向けに、道しるべとなる考え方を記載しています。
Contents
彼との価値観の違いについて、知っておくべき事
彼との価値観の違いに悩んでいる方は、まず価値観と言うもの、価値観の違いとは何か?について知っておく必要があります。
価値観とは
価値観というのは、ざっくり説明すると
その人の考え方の根幹
のようなものですね。
その人の考え方「趣味」「志向」「ポリシー」「方針」etc…etc…というのは、人それぞれ異なりますね。これは「その人が歩んできた人生や周囲の環境」そういったものがその人の考え方を形成する要因になっているからです。
価値観とはいうなれば、その人となりを形成する「土台」であり、その人そのものだという事も出来るものです。
価値観が違う事は「普通」だという事実
価値観の成り立ちには
- その人が歩んできた人生
- その人の周りの環境
- 家族の影響
などなど、様々な要因が複合して関与しています。
そのため、誰一人として「全く同じ価値観」の人間はいないのです。つまり価値観が違う、というのはごく普通の事であり、価値観が同じ人というのを見つける方が難しい..というか、基本的にいないのですね。
ですから
夫や彼氏と価値観が合わない!
これは極めて普通の事であり、当たり前であり、誰でも起きうる問題だという事を知ってください。このように考えるとあなたの抱える問題が、あなただけの問題では無いという事がご理解頂けるかと思います。
少し気持ちが楽になりませんか?
価値観が合わない彼との付き合い方は?迷った時の道しるべ4つ!
彼との価値観が違う際には
- 別れるべきか
- 結婚するべきか
など、あなたの将来に関わる進退について悩んでしまう事が多いでしょう。そういった中で価値観の違いの「種類」を考える事で、どうすべきかを判断する事が出来る場合がありますので、参考にしてみて下さい。
1.社会通念に照らす
社会通念、とは「社会に暮らす多くの人が持つ、一般的な考え方(暗黙の了解)」という意味です。例えば「モラハラをどう思うか」という質問に対して、社会通念上は
非道なモラハラは許されない
という考えがほとんどでしょう。
このように、社会一般に通じている常識:例えば法順守や犯罪防止、ハラスメントに対して彼氏の価値観が社会通念に照らし合わせて「同等」であるかどうかを見てみるのが、判断基準の一つとして適切でしょう。
- 犯罪万歳!
- 法律は守らなくてもオーケー!
- モラハラも必要だよ!
などの意見を持っている彼であれば、将来結婚するにあたっては、非常に危険な思想の持ち主だという事が考えられます。この場合はお別れする事も視野に入れて動き出してみると良いでしょう。
2.モラルハラスメントの兆候が無いか
結婚後、多くの妻が悩んでいるのが夫のモラハラ行為です。
結婚前、特に恋愛感情が強いと「でも彼は良い人だし…」と思ってしまいがちな危険な部分です。ところが結婚後に恋愛感情が落ち着いてくると、圧倒的モラルハラスメントに苦しんでしまうというパターンが恐ろしいですね。
モラルハラスメントにも色々なものがあります。
- 「なんで間違えたんだ?みんながおかしいって言ってるぞ?」
- 「誰のおかげで飯が食えているんだ!」
- 「生活費は食費込みで1万円でいいだろ」
- 「こんなもの食えない」
- 「おまえの人格はおかしい」
- 妻への完全否定
などなど、多くのハラスメントで妻たちが苦しんでいます。彼の価値観にモラハラに類するものがないかを確認してみると、別れるべきか結婚するべきかが見えてくるでしょう。下の記事では実際にモラハラに苦しんでいる妻たちの体験談です。リアルな話題ですので確認してみると良いでしょう。
3.絶対に譲れない価値観かどうか
彼の価値観の違いについても、許せるか許せないか?のその度合いに大小がある事を知っておきましょう。あなたの中にも彼の中の価値観について
- 社会通念上は問題ない
- ハラスメントでもない
- だがしかし許せない
という想いがあるでしょう。
これがとても重要です。
今後結婚するにあたっては、長期間人生を共にする必要があります。その中で「絶対に許せない価値観の違い」については妥協するべきではありません。
例えば
食事を残す事が許されない
これがあなたの中でぜったいに譲れない価値観であり、彼がそれを守れないならば別れるべきです。絶対に妥協できない部分は不和を生みます。あなたがそれを許容できない限りは受け入れるべきではなく、新たな出会いを探す事をおすすめします。
4.価値観の違いは受け入れると良い
以上のように価値観の違いについて否定的な意見を書いてきました。
しかし令和の現代社会に照らし合わせて考えると、今の時代は「多様性(ダイバーシティ)」を受け入れる時代であるのが基本的な考え方でもあります。
「多様性を受けいれる」とは
他者の考え方を認め、受けれいる=みんな違ってみんな良い
という考え方ですね。
あくまでに他人には他人の考え方があり、それは自分にはない考え方。その他者の考え方を受け入れ認める事で、自分の中にも新たな世界が広がり、ひいては自分の成長に繋がるという考え方が多様性社会の根本にあります。
他者を受けれいない、認めない
という考え方自体は、ともすれば他者への完全否定であり、独善的だとも言えます。つまりそれ自体がハラスメント行為になりかねない危険な思想だとも言えます。
- 他者と価値観が違うのは当然
- 視野を常に広く持つ
- 他者を受け入れる感覚を自分の中に養う
- 他者の意見を取り入れて成長する姿勢を持つ
こういった考え方をもって、彼との価値観の違いを「楽しむ」くらい気楽な気持ちで考えてみると、より良い道が開けるのかもしれません。
二人の価値観が違う事は決して「困った事」ではありません。価値観が違うからこそお互いがお互いを受けいれ高め合い成長していける事だと考える事が、現代の殺伐とした社会で幸せに生きていくための秘訣だと言えるでしょう。