未だに「姑の介護は嫁が対応すべき」と考えている時代錯誤な夫がいるのが悲しいですね。姑の介護に関しては、夫婦間でももっともキツい問題の一つで、かつなかなか良い解決案が無い課題です。
ここでは皆さまの悩みも掲載していますので、参考にしてみてください。
Contents
夫の実家へ妻が一緒に行くことが当たり前!?
ライター:みぽりんさん
夫は田舎で生まれ育った長男です。現在90歳になる姑に育てられた夫は超亭主関白です。(ん~現在、超はもうつかないレベルぐらいにはなったかな(笑))
結婚当初から姑は
- 「お風呂は女のあとに入るものでない!」
- 「男はごはんのおかずは女より一品多く」
- 「男子厨房に入らず」
- 「結婚したらもう若くはない(当時私は二十歳)のだから派手な服装はしない」
等々と言ってのけるのです。
当時の私が聞いても、後ろにひっくり返りそうな姑の発言の数々にカルチャーショックを受けるとともに、今後のお付き合いを考えると気が遠くなりそうになりました。
そしてそんな時代錯誤も甚だしい姑の発言の数々に対して夫は注意したり、今はそんな時代ではない等とやんわり助言することも全くなく、
『そんな時代に生まれ育ったんだから仕方ない』
の一言で、私を姑の価値観に合わせようとしてきました。
当時の私は今ほど夫に対して強くなかったので心にたくさん不満を持ちながらも夫の言うことをきいてきました。
夫の実家には必ず付きそう
そして結婚してから現在に至るまで余程私に急用や体調不良等がない限り、必ず私も夫の実家へ行っています。
しかも実家へ行く時は私の予定を聞いたりせずに「◯◯に行くぞ。」と言っていました。私の都合など聞きもしません!もし私になんらかの予定が入っていてもそんなものはキャンセルして実家へ行くことを優先しろってことなのでしょうね。
けれど近年は「◯◯に行こうと思ってるんだけど。」と昔ほどごう慢な発言はしなくなりましたし、私がその日都合が悪いと言えば行く日を変更しています。
『いやいやいや、変更などしなくてもひとりで行ってくれば!』と、口に出して言いたいのですが自分の親のこととなるとすごくナーバスになります。ですのでこんな発言をしようものなら何日も不機嫌になってしまう訳です。
その方がよほどうっとおしいので言いたいことは言わず我慢していますが、頑なに私も一緒にいかなくてはいけないと考えている夫の価値観を夫の脳から削除したいです(笑)
姑の介護でクタクタな話
今から2年前の7月に姑が『いつの間にか骨折』(なにもしてなくても高齢のため骨がもろくなり、背骨の骨が変形してつぶれ、それが神経にあたり強い痛みをもたらす)になり、3ヶ月間入院しました。
そしてその3ヶ月の間、私と夫は高速を飛ばして週に1度病院にお見舞いに行きました。車で片道一時間半を往復するだけでも疲れるのに、姑からその都度なにかしら用事を頼まれ、用事を終えて実家に行き、風を通して、最後に病院へ行くというパターンでした。
病院へ行ってもすぐ帰るわけにもいかず短くても一時間、長ければ二時間ほど滞在してやらなくていけなかったので自宅へ帰ってきたら毎回クタクタになりました。
いつ姑の容体が悪化するか分からない不安
それから姑も回復して、現在それなりに元気ですが、なにせ超高齢なので何時なんどきまたしょっちゅう通わないといけない日々がくるかもと思うとゾッとします。
たまには夫ひとりで帰ってほしいのですが、夫の頭も姑同様古いので嫁が夫の実家に顔を出さないなんてもってのほか!ましてまた体調が悪くなったのなら
嫁が世話をして当たり前!
というひと昔どころかふた昔前ほどの感覚なので本当に困ります。
そのくせ息子たちのお嫁さんに対しては私に「僕が先に死んでひとりになったら、お嫁さんらに迷惑かけたらダメだから早目に老人ホームに入れよ」と言います(怒)
そのセリフ私に言うより先に姑に言ってほしいものです!こんな夫をこの先どう私の思うように洗脳していこうかと思案中の今日このごろです。
みんなもキツい!姑や義父の介護の体験談
ここでは皆さんの体験談として、夫側の姑や義父の介護の体験談を掲載しています。なかなか解決が難しい問題ですが、なかには役にたつ解決方法もあるかもしれません。ご参考にしてみてください。
また介護のためには健康を保つことが大切です。今から出来ることをまとめていますので、こちらも参考にしてみてください。
本人の体を動かそうという意思を維持させよう!
まだ私自身は未経験ですが、体験してもおかしくない年代にはなってきていて、実際に周りでも聞く機会が増えてきました。
本人に体を動かそうという意思がなくなってくると、アッと言う間に寝たきりになりそこから物忘れの症状が急速に進むそうです。
体を動かそうと言う気持ちが薄れるきっかけは、やはり病気をして体の自由が健康な時のようにはいかなかくなってしまった事が多いようですが、本人の頑張りによって、本人自身もサポートする家族も随分と快適に過ごせるのにと聞きました。
介護はお互い様?いずれ自分に跳ね返る
やはり介護は目に見えない所で大変な事が多くて、簡単な事ではないと思います。年をとっていけば誰もがボケたり体が不自由な所がたくさんでてきたりします。誰もが必ず年をとり、自分1人では何でも出来なくなっていきます。
自分がしてやれるときはちゃんとしてあげる事で自分がそうゆうふうになった時には誰かが助けてくれると思います。
手に負えなくなれば施設も検討しよう
義母は認知症なので、お金の管理ができなくなり(散財してその記憶がない)、そこで私達夫婦が社会福祉協会やヘルパーさんに手伝ってもらい管理することになったのですが、お金を自由に使えなくなった義母は私達を泥棒よばわりしました。
性格も変わり攻撃的になって、虚血性大腸炎を起こして入院した病院でも杖を持って暴れる、看護師につかみかかる、点滴を引き抜くなどで大変でした。結局施設に入れることにしましたが、これが取れた対策といえば対策です。
不機嫌になる義母
車がないので、近くの病院に行くのも一苦労です。タクシーを頼んで、行くのですが、運転手が近すぎて不機嫌になることがよくあり、気を使ってしまいます。また料理の好みとか、台所や部屋の掃除の仕方が違うので、気にくわない顔をされてしまい、困ってしまいます。
少なくとも自分は介護される立場になれば、不満をなるべく抑えるように努力しようと思います。
家族で分担しよう
義父と義母は熟年離婚していたので義母のみですが、昨年亡くなりました。腹膜のガンでしたが、入院を嫌いほぼ通院で治療したので手が掛かったと聞いてます。住んでいる県が愛知と広島で離れており、お世話はほとんどすることが出来ず、義妹にお願いしていました。
サービスを活用するのは自分のためでもある
実際介護してみて介護は決してよくはならず悪くなる一方なので一人で頑張ろうとか尽くそうと思わず、様々のサービスを使い色々周囲に助けてもらい今出来る事をやりながら自分の生活のリズムやスタイルを崩さず乗り切るしかないと思います。
あらかじめ心づもりをしておくことは大切
義父の介護をしていた義母が、不慮のケガで入院したときは困りました。いくらでも私がかわってあげてもよかったのですが、義父の方がそれを嫌がって。気持ちはわかるのですが。
お互い、理屈はわかるのですが、そういうことはいくら言葉で言っても、いかんともしがたいものです。幸運にも、義母が回復してくれたので、良かったのですが。こういうこともありうると、心づもりをしておくぐらいしか、今のところ対策としては思いつきません。
自発的に施設に入ってくれると助かる
現在、義母や義父の介護はしていませんが本人達は子供たちに迷惑になら無い様にどこか施設に入ろうと考えているそうなんであまり不安はありません。今の段階で困っている事は突然に病院へ車で送迎して欲しいとお願いされる事くらいです。
介護施設ははやめに準備を
義理の父が認知っぽくなっているのでとても大変です。ご飯の時間にご飯を食べさせても毎回ご飯はと聞かれたらしてなんて言ってはぐらかしたらいいかでこまっています。介護デイサービスもけっこう人がいっぱいで入れなく悩んでます。
排泄の対応は本当にキツい。一人で頑張らない事が大事
はい、介護で困る事!それは排泄です。排泄といっても、自分でトイレに行けるなら良いのですが、行かないとなったら本当に大変です。どうしても寝たきりの人のオムツを替えるのは大変です。なので対策としては1人でやらずに誰かに手伝ってもらう事です。
インシュリン注射は家族で輪番制に
義母がインシュリンの注射をしているのですが 自分で出来ないので家族で順番に実家に行ってやっているのですが、家から遠く、仕事終わりで行くとこちらが病気になるのではないかと思うくらい休む暇がなく疲れることが困っていることです。
下の世話とアンダーヘア
夫の母の介護をしておりますがとても良い方なので、痴ほう症で壊れていく姿を見ることがとても辛いです。しかし母は母!どんなになっても変わりません。
ですが、リアルな悩みはアンダーヘアについてです。しっかりと残っているため便などが付いてしまい、臭いなど衛生面で良くないとの悩みはあります。これが現実です。
夫の介護はやりたくない
夫の義父の介護をしたことがありますが、下の世話がとても嫌でした。それから、食事も口に合わないようで、中々食べてくれませんでした。だから、食事は義母に頼みました。それで少し楽になりました。夫の介護はやりたくありません。