ライフスタイルと夫

なぜ家事分担表が上手くいかないのか?デメリット3つを知り、夫婦で上手に家事を分担する方法

多くの夫婦間で不公平感の出てしまう家事分担。

冷蔵庫に紙で貼り付けたり、エクセルにまとめて共有したり、最近ではそういったアプリも出ていますね。

すごい人は、その累計時間から主婦の給与換算までして、旦那さんに請求している人もいるとか(;・∀・)

このように有名な手法である「家事分担表を作る」ですが、実はコレ、案外うまくいきません。ここでは家事分担表のメリットデメリットを理解つつ、上手に運用できる方法を探っていきます。

なぜ家事分担表が上手くいかないのか?デメリット3つを知り、夫婦で上手に家事を分担する方法

家事をやらない夫に対してイライラするのはとっても良く分かります。

  • 料理は作ったら片付けない
  • 洗濯はネットの使い方が分からない
  • トイレ掃除は詰まった時しかやったことがない
  • 掃除機は端をかける頭がない
  • ゴミ捨ては玄関に用意されたゴミをただ捨てに行くだけだと思っている

、、、といった具合です。

そんな中で救世主的存在が家事分担表。

しかし家事分担表はただ単にテンプレだけ準備してうまくいくものではありません。ネットには数多くの成功例が紹介されていますが、まぁ失敗例はあまり出ませんので。。

しっかりとメリットデメリットを理解しないと逆効果になってしまう事も。

1.家事分担表を受け入れる事が出来るのは「出来る男」

例えば「Yieto」をご存知でしょうか。

結構有名な家事分担アプリですよね。こういった家事分担表を活用する事で、夫婦の家事分担が劇的に向上する事があるのは事実です。「じゃあこの表作ったら夫が家事やってくれる!」と喜んだ妻の方もいらっしゃるでしょう。

しかしちょっと待ってください。

確かに夫という生き物はこういった「論理的手法」「可視化」によって説明がつきやすいのは事実です。一般的に感情論は嫌いな男が多いですからね。

しかしこのようなアプリや家事分担表を突きつけられて

「あぁ、俺は圧倒的雑魚だったから家事をやろう!」

という心理になる「出来る男」がどれほどいるのか?というのはやや疑問ではありませんか?「お前ぜんぜん家事出来てないから!」と図星を突かれて冷静に対処し、妻の意見を取り入れて改善する夫であれば、良物件だと言えるでしょう。

まぁしかしダメな男というのはソッポを向いてしまいますよ。これが男性心理というもの。家事分担表を使う前に、こういった男性心理に対して悪影響を与えてしまう恐れがある事は家事分担表のデメリットだと言えます。

2.家事分担表の「家事」の単位は向き不向きがある

例えばエクセルで家事分担表を作ってみる場合。行のひとつひとつが家事の項目で、列が妻・夫・二人の3通りで書き出し始めるでしょう。ところが家事の「単位」ってどう切り出したらいいんだろう・・・という悩みに突き当たるハズです。

例えば、「食事の片付け」という項目があったら、

  • 食器洗い食器片付け(朝と食事前)
  • 冷蔵庫に余り物入れる
  • テーブルをアルコールで拭く(1日1回)
  • 生ゴミ整理
  • 捨てるビンカンペットボトルを捨てる
  • 食器棚・冷蔵庫を拭く(1日1回)
  • ふきんの消毒(1日1回)
  • ふきんの漂白(週1回)

という工程が書き出せます。夫に家事の工程を全て理解してもらって、一部だけやってやった気にならないようにするためには、確かにこれだけの工程を書き出す必要があります。

しかしこれだけ書き出して、例えば半分ずつ担当分けするとして、うまくいくでしょうか?これがあんまり上手くいかないのですよ・・

3.家事分担表があらゆるイライラの原因に!

一方の作業が滞ると一方に「待ち」が発生します。 →イライラの原因

予め決めた作業をどちらかが忘れると、「忘れてるよ」「忘れないでよ」の会話になります。 →イライラの原因

それが起きないように、一連の家事は一方がまとめてやることにします。 →結局妻側に家事が寄ってイライラの原因/全て夫にした場合はクオリティが低すぎてイライラの原因

・・・つまり、イライラしないための家事分担表が、あらゆるイライラを引き起こす原因になってしまうのです!!

家事分担表をメリットデメリットを活かし、上手に夫を「使う」3つの方法

こういった家事分担表というのは

  • ある程度家事が出来る人前提
  • 家事をやっていないという事実を受け入れる事が出来る器の大きい人前提

など、素材として「良い男」であることが上手くいくための前提なんです。あなたの夫が「良い男」であることを祈るばかりですが、実際はそうでもないかも知れません笑

ここでは良い男でなくとも運用できる「家事分担表」を提案してみます。

1.家事を「仕事」にしない考え方を持つ

家事分担表というのは良し悪しです。

分担表にしたり記録や管理をすることで、家事=タスク、仕事になってしまい、義務感やプレッシャー、駄目だったときのイライラを作り出してしまいます。

ですのでは、家事は仕事ではなく、あくまで家事であると考えるようにしてみましょう。

誰かがやる義務を持つものではなく、気づいた人がやって、気持ちよく自分たちが生活するための活動の一つ、歯を磨いたり服を選んだりする行動と同じようなものだと認識するようにしてみて下さい。

2.「完璧」な「家事分担表」を「作らない」

家事分担表を上手に運用する方法でもっとも大切なことは

夫というのは「不完全な生き物」である

という前提に立って行動する事です。完璧な家事分担表を運用できるのは「妻」だけ。妻が二人いればしっかり家事分担されるでしょう。

しかし夫はそうはいかないのです。

夫のレベルを見極め、「成長する」家事分担表(不完全な家事分担表)を作るところから始めてみましょう。

3.「成長」する家事分担表

具体的には、夫にも出来そうなことを考えて、順序をつけて増やしていくようにしてみて下さい。

  • 最初はゴミ出しのゴミを出すだけのところからスタートします。
  • そこからだんだんゴミをまとめることから出来るようにします。
  • ゴミ出しは朝やるので、その流れで朝に乾いた食器の収納もお願いします。
  • 中途半端にやっていた犬のご飯などは、あげた後食器を片付けて洗って干すところも必要であることを教えます。

それらを教える中で、「私のほうが家事の負担が大きい」とか「なんでこんなことが出来ないのか」などと考えることは、やめておきましょう。ストレスがたまるだけですし、今を嘆いてもどうにもなりません。

子育て中は「なんでこの子はまだ字が書けないのか」と考える前に、まずは書けるように教えますよね。それと一緒です。

こういった「子育て方式・家事分担表」も徐々にレベルを上げていく事で大きな効果を発揮するのです。あるご夫婦ではワンオペ同然の状態から子供のオムツ替えも、今では当然のように「おむつ替えといて〜」でやってくれるようになっているとの事。

いかがでしたでしょうか。

なかなかうまくいかな家事分担表の使い方として参考になりましたでしょうか。家事分担表はあくまでツール。家事分担表に振り回されず、いかに夫を戦力に数えるかに着目してみると良いでしょう。

こうする事でずっと悩みだった家事分担が、考え方を変えることでうまく回りだして、とても気持ちがスッキリしています。

夫婦共働きで女性が仕事脳を持つようになると、どうしても家事にもそれを持ち込みがちですが、そこが大きな落とし穴になっている気がします。仕事と考えていた時は家事が頭の中に重くのしかかってストレスばかりでしょうが、夫が成長していく姿を見ていると本当に気持ちを切り替えてよかったと思えますよ!

ストレスの少ない生活のために、是非実践してみることをおすすめします♪