「夫が面倒くさがり過ぎて、まったく行動しない(´・ω・`)」と残念がる妻は多いですね。
しかし不思議ではありませんか?
これほど多くの妻が「夫が面倒くさがり」だと感じているのですから。もしかして男という生き物そのものに問題があるのではないか?とも考えられるかもしれません。そのように考えると「私の夫だけ酷い・・・」なんて悩みも少しは緩和されるかも。
ここでは男というの生き物の特性を考えたうえで、「面倒くさがりな夫をどのようにすれば動かせるか」を考えてみましょう。
なぜあなたの夫は【面倒くさがり】なのか?夫を動かす3つの男性心理
男女というのはその基本構造から大きく異なる生き物です。男女の脳の違いが起こすすれ違いを踏まえた上で「男の特性」を理解すると面白い事が分かります。
1.男は非常時にならないと動かない
あなたの夫は「いつまでたっても言ったことをやらない」といった事はありませんか?あるいはあなたの息子さんでもOK。あなたの息子さんは夏休みの宿題を「必ず夏休最終日に慌ててやる」という事はありませんか?
多くの男性は競争社会で生きていますね。これは子どもでも同じです。男は競争が好きですから。そしてそんな競争社会において瞬間的なチャンスを逃すと失脚してしまいますので大変な損失です。
そういった状況から、男は常にチャンスやピンチといった「非常時」に常に動けるように力を蓄えるような思考と体を身に着けたと考える事が出来ますね。いわゆる短距離走者のような扱いです。
一方で女性はと言えば、競争社会ではなく協調社会に生きています。常に周囲を見渡していなくてはいけません。こうったことから女性は常時動き続ける長距離走者のような特性を持っています。
男性が力を蓄えるというと聞こえはいいですが、ようは仕事から帰ってくればソファで寝っ転がってグータラしているという事です。家庭では常に非常時ですから妻からすれば、夫は単にダラダラしているようにしか見えませんがね。
まぁそれはさておき。
では、あなたの夫は「いつ動くのか?」という話ですが、それこそ締め切り間際にならないと動きません。だって命の危険が無いからです。それは仕事でも夏休みの宿題でも同じ。
であれば、夫を動かすためにはその本能を刺激してやれば良いのです。ですからあなたは夫に対して何かを頼む際には
- 締め切りの期日をコッソリと早めに設定する
- 締め切りの重要性をしっかりと伝える
という事が大切です。
例えば確定申告の締め切りを一週間早く設定する。ゴミを捨て忘れたら、あなたの部屋に置くからね!というような事であれば夫がゴミ捨てを忘れる可能性は減る訳です。
やり方はひとそれぞれですが、男の「締め切り間近までしか動かない」という特性を利用する事が重要です。そういう生き物だと思っておけば気持ちも楽になるというものです。
2.夫のペースを尊重する
そして大切なのは、一旦お願いを伝えれば
- 「まだやって無いの?」
- 「いつやるの!」
などのせっかちな発言を避ける事。
要は「急かさない」という事です。男は動きたくない際に無理やり動かされるのが大嫌いです。力が蓄え切れていないからですね。これは本能ベースでの感情です。理屈ではありません。ただイライラします。私(ねこまる夫)でもそうです。
ですので一旦物事をお願いした後は、夫のペースになるように見守る事が大切です。急がせたい!というのは妻であるあなたの事情でしか無いという事に気づくことが大切。
人材管理という点においては上司(妻)は部下(夫)から信頼を得るような指示の仕方をしなくてはいけません。
締め切りを設定したのにも関わらず、しょっちゅう
- 「まだなの?」
- 「遅い!」
など注意していては嫌われるに決まっています。
あなた(妻)だって、そんな会社の上司は嫌でしょう?
3.方針に従うのはOK。やり方を指定されるのはNG
男というのは「目的に向かって邁進したい」と考えている生き物です。ですので「目的に向かって頑張っている自分」を否定されるのが大嫌いです。まぁボールを投げられた犬がボールに向かって走っているのを止められたらイラっとするのと同じですな。
ですから妻がやるべきは
大きな方針を示す
という事。これだけ。これは会社においては「戦略」「方針」に当たります。例えば「家を綺麗にして住みやすい環境を整えたい」とかね。
一方で
- 「服の畳み方はこう!」
- 「このゴミはこっちにおいて!」
- 「皿の洗い方はそうじゃないでしょう!」
などの言葉はNG。
これらは方針ではなく「やり方」に対する指示です。
夫には夫のやり方があり、それは夫自身が頑張って考えた貴重な自主性です。これを否定するような発言に対しては男というのは強く反発するのです。
ここでも人材管理という観点から考えてみましょう。
あなたが上司にいちいち
- 「ここの文章の句読点はこう」
- 「エクセルのセルの使い方はこう」
- 「計算式はこう」
などと指示されては仕事になりませんね。しかもいちいち口に出してくるとイライラするでしょう。男はそのイライラの度合いが大幅に大きいと考えておけば間違いありません。
いかがでしたでしょうか。
男の面倒くさい習性
- 締め切り間際にならないと動かない
- ペースに口出しされたくない
- やり方に口出しされたくない
男の本能はあくまで本能。これらを何とかしようとするとイライラするばかりです。これらを意識しながら掌の上でコロコロっとするのが賢い妻のやり方です。
色々と面倒くさがりな夫を見る事が出来るかもしれません。以下の記事は面倒くさがりで全く動いてくれない夫を集めた事例集です。参考にしてみて下さい。それにしても沢山ありますね笑