店員さんに失礼な態度をとる夫とのお出かけは一緒にいく人にとってはとても辛いものでしょう。なんで店員さんにそんな態度をとるのと、妻がが恥ずかしくなってしまいますね。しかし、それをそのまま放置していても治る事はまずありません。
こういった点については「男の特性」を理解した上でしっかりとした対策を打っていく事が重要です。このページではまず「店員への態度が悪い夫」の特徴を理解し、続いて対策についてみていきましょう。
是非解決し、ホテルのディナーに夫と行き、店員さんに紳士な態度をとってくれる旦那と素敵で楽しい時間を過ごしてみたいですね。
Contents
店員への態度が悪い夫の恥ずかしい特徴と男性心理4つ
1.上から目線の態度を取る
店員に優しくない夫というのは、何かその店で良くないと思ったことがあると、悪口が止まりません。また店員に対しても大きな態度になったり、と厄介です。
- 俺は客だからと店員さんに上から目線
- ご飯を食べに行けば、店員さんに偉そうな口調で注文
- レジの店員さんが袋に入れるのが遅かったりおつりを渡すのを迷っていると、明らかにイライラした態度をとり急かす様に怒りを表現
- 買い物の際も、店員さんにどこにありますか?と聞くのではなく、タメ口
- 上からな口調
社会人として恥ずかしくないのかと妻のこちらが恥ずかしくなる始末
理由によっては店側の落ち度もありますが、冷静に対応できないのは人として問題がありますし、妻としても店を次から利用しにくくなってしまうので困ってしまいます。
また外食すること自体は大好きでも店員さんに上から目線の態度をとる旦那とは恥ずかしいし、おいしく感じないので行きたくなあい、というのが妻の本音。
2.モンスタークレーマー
モンスタークレーマータイプの夫はちょっとした店の落ち度に対しても、重箱の隅をつつくように激しく攻撃を始めます。
外食の時には、子供がちょっとパスタが固いと言えば店員さんを呼んで伝え、作り直してもらうなどの強烈な攻撃も。「切符の代金が高い」などシステム的な問題に対して窓口に怒りをぶちまけるなどの非常識な態度を取る人もおり、妻の心労は絶えません。
3.店員への態度が悪い夫の持つ男としての特性
あなたの夫が店員に対して態度が大きい原因について探ってみましょう。これについては「女性」がもっとも理解しにくい部分かもしれません。
多くの男性は
上下関係
というものを重視します。
例えば会社であれば「上司」「部下」のように明確に上と下がはっきりしている関係を好みます。上に対しては絶対服従、下に対しては絶対権力、とまではいかないにしても、それに近い形で「男社会」を形成しようとします。それで秩序が保たれているのですね。
そして「下」が沢山いるという事は男性にとっては一種のステータスです。
「いや~部下が多くて大変だよ」
なんて意見が出てくるのはこのため。「大変」などと言いながらも、その実際は「部下が沢山いる偉い立場である俺」を強調し、相手に対してマウントを取ろうとしている事を暗に仄めかしている訳です。
男は周囲に対してこのように自分を誇示します。男は実際こういう誇示をされる事で「相手を尊敬」する部分もあるために、男性社会においてはこのような「偉そうな行為」というのはある意味でまかり通っているのです。
4.あなたの夫が妻の前で「店員に対して偉そう」な理由
あなたの夫の間違いは、
そのような男文化を女性にまで適用しようとしている
という点にある訳です。
ちょっと女性の立場になって考えてみれば「女性というのは横社会や配慮を好む」ために、相手に対して偉そうな態度を取る事はNGであることが分かりますね。しかし「店員に対して態度が大きい夫」というのは女性の考え方を理解していません。
視野が狭い
とも言える訳です。
端的に言えば妻の前で店員に対してマウントを取れば
妻に凄いと思われる
と思っているのです。
夫というのは妻が大好きです。大好きな妻に「夫はすごい」と思わせたいのです。
飼い猫が飼い主に褒められたくて獲物を取ってきて見せつけますね。飼い主としては「うげぇ」と思いますが、猫の世界では獲物を見せつけるのが自分を誇示する方法です。だからやめない。
あなたの夫もコレと同じ。
「みてみて、僕ってすごいでしょ!」というような態度なワケ。
バカですね。
店員への態度が悪い夫!男性心理を利用した矯正法4選!【恥ずかしい】
ここでは男性心理を解説しながら、店員への態度が悪い夫の取り扱い方を考えてみる事にしましょう。
上記のような経緯があるために、店員への態度が悪い夫については
- 態度が悪い事を褒めてはいけない
- 承認欲求は満たさなくてはいけない
このような対策が有効です。
1.夫の罪悪感を煽る
まず第一には「態度の悪さ」=「強さ」ではない事を上手に見せる事。
夫が悪い!としてはいけません。ある意味であなたの夫は「男の悪しき風習」にハマってしまっているのです。そのような男の文化を「その世界」に持ってこさせないようにすれば、OKです。
- 偉そうな夫君が怖い・・・
- 私は悲しい・・・
など主語を「私」として「大好きな妻が悲しんでいる」という事を匂わせてみましょう。ポイントは夫自身を注意するのではなく、「妻」が悲しんでいる事を強調する事。これだけで夫の罪悪感を煽る事が可能です。
2.夫の承認欲求を満たす
夫の気持ちの根底には「認められたい」というものがあります。いわゆる承認欲求ですね。彼はこの承認欲求の満たし方が間違っているのです。夫は普段から妻に対して劣等感を抱いているのかもしれません。
もしも結婚してからこういう状況になっている場合は、夫は家庭で「居心地が悪い」「虐げられている」と感じているのかもしれません。
ですから妻は積極的に欲求だけを正当な方法で満たしてやる事が大事です。
妻が旦那を慕っているかのように接する事。また分からないことがあったりすると普段は使わない敬語で話しかけたりして店員の前では、旦那のほうが上の立場ということを見せてみましょう。
また夫が店や店員に不満を言い始めたときには共感してあげるということをまず始めに大事にして下さい。そして、一通り聞いたあと旦那の考えを認めた上、夫のレベルが高いからそう見えてしまうということを言葉を選んで伝えましょう。
3.全てを妻が対応するのはNG
全ての店員への対応を妻がやってしまってはいけません。
その場での対応は出来るかもしれませんが、これは「夫の性格を矯正する」という根本対策にはなっていません。これではいずれは妻が疲弊してしまうでしょう。
なにもかも妻がやる必要はないし、やってくれるだろうという思いをもたせてはいけないということです。たまには、自分でやらせるために頼ってるふりをしてやはせるということが大切です。
4.夫の「察する」に期待しない
「偉そう」というのはある意味で男の特性でもあります。しかしその悪しき文化が「外」では通用しないという事を、夫は「認識」する事が出来ません。
男というのはシングルタスク型の人が多く、「これだ」と思えばその一つの事に突っ走ります。ようは視野が狭い、という事。
ですから、時にははっきり言ってやる事で夫自身が「察する」事の手伝いをしなくてはいけません。案外と「え、そうなの?」なんてスッキリと治る場合もありますよ。
夫が、買い物先でも外食先でも店員さんに対してタメ口で、態度が横柄になっていることが気になって以来、そんな夫にイライラが募りました。同時に、謙虚で優しい夫が好きで一緒になったのにどうしてだろうと悲しかったです。子供たちは小さい頃は何も言いませんでしたが、中学生になった頃に同じ様な場面がありました。
ある日、試合の帰りに夫と子供たちが外食をして帰って来たのですが、子供がすごく不機嫌に帰って来て、「お父さんがお店で店員さんに偉そうだった。馴れ馴れしくて恥ずかしかった」と言っていたので、さすがに夫を呼び、ストレートに聞きました。
家族はすごく嫌だということ、店員さんがいくら自分より若かったとしても敬語を使うべき、自分の感情でイライラをぶつけるのは良くないと言いました。
すると、素直に聞いてくれて、タメ口については悪気がなかったと、これから気をつけると言ってくれました。それからも少しありましたが、家族が注意するたびに直っていきました。(Aさん)
夫が失礼な態度を取った時に、何も指摘しないのが一番良くありません。気付かずに、悪気のないこともあり、人を不快にさせていることを分からないでいること(=「無知」)は悪です。
もし会社や友人にも嫌な気持ちにさせていて、年齢だけが高いくなってしまっていては注意する事もできません。そのような夫を矯正できるのは家族しかいません。
いかがでしたでしょうか。
夫が外で嫌な態度を取る時には、家庭で肩身の狭い思いをしていることが多いと聞いたことがありませんか?あなたは夫の「承認欲求」をしっかりコントロールしてあげられていますでしょうか。
もしも付き合っていた頃は違ったとしたらそういう理由かも。
子供が生まれてからそんな父親の威厳を見せるためなのか、またはストレスなのかと、いろいろ考え悩むでしょうが、やはり伝えられるのは妻しかいません。難しい問題ですが、夫の性格を見極めつつ、頑張ってみて下さい。