多くの男性は怒ると無口になります。
夫という生き物たちに対して、「彼が怒ると無口になるんだけど、どうすりゃいいの」と悩む妻は非常に多いのです。
不思議だと思いませんか?
多くの妻が悩むという事は、「怒ると黙る」という症状が夫個人の問題では無く「男の特性」である可能性もある訳です。
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怒ると黙る夫の特徴4つ。面倒くさい生き物。それが夫
夫が無口になる原因となる発言はとても些細なことだったりするので、妻としてはなぜそうなったのか全く分からないまま何を言っても何も反応しなくなり、まるでテレビの「消音」機能を使ったかのよう。
会話は出来ず、こちらが怒ってもお願いしても泣いても悲しんでも何もしゃべることはありません。このようにコミュニケーションが取れないと、その度に別れの危機を迎える事になりかねません。
ここでは怒ると無口になる男の特徴に着目し
- 夫が怒ると黙ってしまう
- どういう対応を取ればいいの
- 何で黙っちゃうの?しゃべってよ
と不思議に思い困っている方に対して男性の深層心理をご説明します。
1.「喋らない」のではなく、「喋れない」
喧嘩をしたり怒ったりすると、心の中で色々な事を考えて頭がゴチャゴチャの状態になりますよね。ここで多くの女性は
話をする事で発散する
という特徴があります。
ところが多くの男性はそうではありません。男性というのは「シングルタスク型」(一つの事にしか集中できない特性)という人が非常に多く、「しゃべりながら感情を整理する」という事が出来ません。
- 喋るなら喋る
- 整理するなら整理する
どちらか一択しか出来ない人が多いんです。つまり怒っている男性というのは「感情を整理する」事に集中しているために「黙っている」んですね。
2.解決方法を探している
さて、怒ったときの夫のこころの内はどうなっているか分かりますか。文字に起こすのは難しいですが、おおむね心の中で夫は以下のような事を考えています。
- 「なぜ俺は怒っているか」
- 「妻が俺を不快にする理由は?」
- 「この問題は何が原因か」
- 「原因を取り除くにはどうしたら良いか」
- 「どうしたら解決できる?」
このようになっています。
無口になった夫は、「解決方法」を探しています。男は問題に直面した際に、解決方法を探し出すことを、自分に課された最大の試練だと理解しています。
多くの女性は問題が起こった際には「周囲に相談する」「しゃべって発散する」となりますが、男はその逆で「自分ひとりで解決する」「黙って思考を整理する」というような行動に出ます。
自分ひとりで解決する
プライドの高い男は、問題解決の際に周囲に相談するという事をしません。周囲に相談する=自分だけで解決できない=自分が無能である、という事の証明だと感じるのです。
そのため、無能の烙印を押されないようにするためにも、自分ひとりで物事を解決しようと行動します。
3.あなたの夫は「賢い」…のかも?
多くの男性は女性よりも「会話」が苦手です。口喧嘩をしてもまず勝てるはずがない事を知っています笑
そのために、夫はあえて「黙っている」のかもしれません。妻と口喧嘩をしても勝てる訳がありませんので、「話しかけんな」オーラを出して牽制しているんですね。あるいは妻に泣き出されても、それはそれで男側が圧倒的不利な立場に立たされます。男は負けるのが大嫌いですので、予防線を張っているととっても良いでしょう。
これ以上喧嘩が発展して大火事が起こる前に鎮火しようとしてる…ある意味で「怒ると無口になる」あなたの夫は賢いのかも…??
4.謝る事が出来ない‥‥圧倒的な子ども力
謝る事が出来ない夫というのも中にはいますね。年齢を重ねても、なかなか素直になれない人というのはいるんです。
謝る事が出来ない夫というのも色々な特徴を持っていますが、例えば
- 人として当たり前のことが出来ない
- 些細な事でも謝らない
- 言い訳をする
こういった非常に子どもっぽい人もいます。
怒ると黙る夫が困ってしまう!賢い妻の接し方8つ。
夫が黙るという癖が発動しないコツのようなものがいくつかあります。あるいは発動してしまっても被害を最小限に抑える方法です。
要は「ひどく怒らせる」という状況を避けるということなので、代わりにキレるパターンなどにも参考になるかもしれません。
1.無口になった夫は「放置」が一番
無口になった夫にしゃべりかけてはいけません。これ、男性の思考の整理の時間を中断してしまうので余計に怒りに対して火に油を注ぐ行動です。「シングルタスク型」の男性に対して「思考」の最中に「話しかけられる」と余計にタスクが処理できなくなるからです。
こうなった夫に対して妻が出来る事は多くはありません。
放置
これが最も効率的な解決策です。
そして思考の整理が完了したら、夫はおもむろに話しかけてきますから、その時にじっくり話を聞いてあげてください。
2.静かにする
夫が考えている時に、テレビや音楽が聞こえてくるのも控えた方が良いでしょう。シングルタスク型の脳を持つ夫は「音を聞く」「思考する」を同時並行出来ないので、音楽が聞こえてくると思考が中断されてイライラが増長します。
妻はこのような時、夫の事を忘れて自室でイヤホンを使って音楽でも聴いてのんびり過ごすのが良いでしょう。
こうすることでwin-winの関係になります。
3.お菓子や食事、酒をおいておく
妻が出来る事は少ないですが、夫が好きなお菓子や食事、酒をそっと机にでも置いておくと効果的かも。
こういうそっとした手助けに、夫は「妻は自分を助けてくれる」と感じるのです。
4.かまって夫も「放置」が有効
怒ったときだけではなく、常に無口になって気を引こうとするような幼稚な夫については、尚更「放置」が必要です。こういった夫はモラハラ夫の一種であり、妻としても非常に扱いに困るでしょう。
下記記事では非常にモラハラチックな特徴の夫について、その特徴と対策を解説していますので参考にしてみて下さい。
- すぐに黙る
- あからさまに不機嫌な態度を取る
- 気を遣うとエスカレート
- 子どもがいてもお構いなし
5.答えにくいことを追及しすぎない
当たり前のことかもしれませんが、答えにくそうにしているな〜と夫の態度を見て判断することが必要です。
- 「なんで?」
- 「どうして?」
- 「○○じゃないの?」
とどんどん追及して質問を浴びせることが多かったのですが、それが我慢ならい!と怒りに触れてしまう事も。
今では答えにくそうにしてるな〜というときが分かってくれば、その時は追及するのはやめて、気になるようなら後日機嫌が良さそうなときに改めて別の聞き方で聞いてみるようにしてみましょう。
6.仕事での悩みに口を出さない
若いときにはお互いのことを全部知りたい!と思うものですが、年齢を重ねるうちに段々とプライバシーゾーンというか、自分ひとりで処理したいことも増えていくものです。
お互いの仕事のことは特にそうですね。
仕事で考え事や落ち込むことがあったときに、あまりテンションが上がらないときもあると思いますが、若いうちは、そんなときに「なんでテンション低いの!?」と責めるようなことを言っていうかもしれません。
NGですね。
あなたはご自分の仕事のことを夫に話しますでしょうか?また夫には口を出してほしくないと思っていますか?もしそうであるなら、逆の立場に立って考えてみましょう。特に男性はプライドが高いため、自分の仕事について口出しされるのが嫌なんです。
夫がテンション低そうにしていても、あまりちょっかいを出さず「そんなときもあるよね」と気楽に受け流すことも必要です。
7.過去の恋愛の話には気をつける
ほかにも過去の恋愛話をしてしまうと、夫のテンションがタダ下がりしますので、夫を怒らせない対策として控えましょう。
男女とも、多くの場合パートナーの過去(元カレ、元カノ)など興味はありませんし、聞きたくもありませんね。
8.夫との円満生活のためには適当さが大切
彼氏彼女の関係であれば、熱い言い合いも別れ話もよくあって然るべきなのかもしれませんが、結婚生活となるとそんなことを日々やっていたら疲弊してしまいます。
夫となった今、彼との日常会話では、ちょっとおかしいなと思ったことやなぜ?と思ったことを真剣に追及するのではなく、「なんでだろうな〜」となんとなく思いつつ、
「いつか分かればいいや〜」
くらいの気持ちで穏やかに接することが大切です。夫の「無口」を発動させることなく、円満に生活を目指しましょう♪
いかがでしたでしょうか。
夫のような怒り癖を持っている人がどれだけいるのか分かりませんが、怒らせると大変な人っていますよね。怒る原因をなるべく分析して、その引き金を引かないように気をつけることが出来れば解決しますが、なかなか時間もかかることかと思います。
ただ、お互いがおだやかな気持ちで接することが出来れば、そういった状況も少なくなるかと思いますし、冷静になることが出来ます。
是非リラックスして、夫を観察してみてください^^
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